夏こそお塩!

残暑お見舞い申し上げます。

まだまだ暑い日が続きますが、暑さが峠を超えた頃、体がだるいなぁと感じることはありませんか?

そんな時は塩不足かもしれません!

ためしに塩*をひとなめして。 おいしく感じたら、身体が塩を欲している証拠です。 

*精製塩ではなくてミネラルたっぷりの海の自然塩を

1日に必要な塩分量は体格にもよりますが、成人女性で10g*が目安です

*厚生労働省の設定する塩分摂取量は女性7.0g/日未満だそうですが…

これに汗で流れ出たものを補う必要があるので、夏だと2〜3割増で。

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10gはこれくらい

なぜ今日本人に病気の人が増えているのか?こんなにも熱中症で倒れる人が多くなっているのか?

塩を悪者扱いして遠ざけてしまったことが影響していると言います。

元来、私たちは塩なくして生きてはいけません。なぜなら体液は生理食塩水(塩分濃度0.85〜0.9%)であって、正常な塩分濃度を保つ必要があるから。 

塩が不足すると細胞に栄養が行き渡らず、全身の生理機能が低下してしまいます。そして、その人の身体の弱いところに症状があらわれる…それが病気です。

熱中症予防には水分補給ばかりが言われますが、実は塩などのミネラル補給が大切です。

汗をかくと水分だけでなくて、ミネラル分が失われるから。それに、水を飲むだけでは体液の濃度が薄まるため、一定程度飲むとそれ以上は飲めなくなってしまいます。

◎ミネラルたっぷりの自然塩で塩むすびを握ったり

◎しょっぱいお味噌汁を飲んだり

◎梅干しをたたいて和え物を一品添えたり

◎塩もみしたお野菜やぬか漬けを添えたり

塩が足りないなぁと感じたら意識的に摂ってみるといいですね。

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私は小袋に塩を入れて持ち歩いていて、疲れたな、汗かいたな、なんだかすっきりしないなぁと感じたらひとなめ。いつもお塩に助けられています♪ 

夏休みもあと少し。お塩が足りているか確認して、ご家族ぜひお元気でお過ごしください。