朝食抜きのすすめ

「朝はぜったいに食べないといけない」

どんなに時間がなくて学校に遅れそうになっても

「なにか一口でも食べていきなさい!」

と母に言われて育った子ども時代。

大人になってもその教えがずっーと身体にしみついて、たとえ食欲がなくても何か食べないと💦という強迫観念にかられていました。

結局あまり食欲がわかなくて時間もないのでその内容もパンやヨーグルトになりがちだったひとり暮らし時代。

振り返れば身体の声に寄り添ってなかったなぁと反省しきりですが、今もまだお母さんの教え(世間の教え)が根強く残っているご家庭があるかもしれません。

 

よく言われる、「朝ごはんを食べないと血糖値が下がってしまう」という話も本当ではありません(絶食時、脳はぶどう糖に代わって脂肪を燃やして生成されるケトン体をエネルギー源として血糖を維持します)。

はっきりと言えるのは、“朝は抜いても問題ない”ということ。

成長期の過ぎた大人にとって、朝食はむしろ害になり得ます。現代人は腸が休む暇がないほど食べ過ぎていて、腸は大渋滞。。腸を空っぽにする時間が必要なのです。

では、夜を抜いたほうがいいのでは?と思われるかもしれないですが、生理的に朝は“排せつに適した時間帯”であるため朝抜きが理に適っています栄養が吸収されにくいので、朝食べたものは消化されないまま腸にたまりやすく、腸の状態を悪くするともいわれています。

朝食抜きをはじめて数年。

私は持病の片頭痛が治り、主人は花粉症がおさまって身体もスリムに。朝食べない方が思考も冴えて一日活動的に過ごせます。

成長期のお子さんについてはまだ抜く必要はありませんが、身体がしっかりしてくる10歳頃からは朝抜きで問題ありません。

わが家の子どもたちは平日の朝は豆乳ヨーグルトだけ。または小さなおむすびやフルーツだけなど。何も食べない日も増えてきました(休日は家族でゆっくりめの朝ごはんを楽しみます)。

子どもたちには、「いま食べたいかどうか身体にきいてみて」と確認して本人に任せることにしていますが、朝抜きでもお昼と夜は適量。おやつもほしがることはあまりないのでちゃんと自分でバランスをとっているようです。

朝食抜きで家族皆健康に☆

いきなり全く食べないのは難しくても、まずは内容を胃腸に負担をかけないものに変えてだんだんと量を減らしていけるといいですね。2週間くらいで心地よく感じられるようになると思います。

人間は飢餓に強い生き物。

恐れず、空腹を楽しむくらいに構えてぜひトライしてみてください♪

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