こちらで買い物の強い味方と言えば、マーケット(ミャンマー語で「ゼイ」)です。
近所にあるゼイは朝6時過ぎからにぎわいをみせて、9時頃にはもう売り切れたり、午前中に閉じてしまうお店がほとんど。こじんまりとしていますが、いつも地元の人たちでいっぱいです。
![ミャンマーの列車(荷物)](http://kitchen.misokichi.net/wp-content/uploads/sites/2/2017/12/ミャンマーの列車(荷物)-300x225.jpg)
米、野菜や果物に肉、魚、卵、乾物、雑貨類、衣類、こちらの国民食モヒンガーをはじめとした各種麺類、パラータや揚げ物、もち米のおやつまで。スーパーマーケットよりも品揃え豊か。野菜や生鮮食品は鮮度が違います。
![焼きなす](http://kitchen.misokichi.net/wp-content/uploads/sites/2/2017/12/焼きなす-300x169.jpg)
![ゼイ卵](http://kitchen.misokichi.net/wp-content/uploads/sites/2/2017/12/ゼイ卵-300x225.jpg)
![ゼイで買ったもの](http://kitchen.misokichi.net/wp-content/uploads/sites/2/2017/12/ゼイで買ったもの-300x169.jpg)
ありがたいのが魚貝類。スーパーでは冷凍ものがほとんどで、再凍結されているものもあったりで安心できませんが、ゼイのものはお値段も鮮度も良心的です。
![ゼイ魚](http://kitchen.misokichi.net/wp-content/uploads/sites/2/2017/12/ゼイ魚-300x169.jpg)
ゼイで魚貝類が入った日の夕飯はちょっと特別に。まるで日本に帰ったような気分になります。
![晩御飯](http://kitchen.misokichi.net/wp-content/uploads/sites/2/2017/12/晩御飯-300x169.jpg)
肉類は鶏肉が主体で頭から足まで丸ごと売られています。最初は近寄りがたい感じでしたが、こちらも慣れると大丈夫♪ほしい部位を指さして“2,000ks分”などと注文します。
よく買うのが骨付きのもも肉で、塩麴に半日ほど漬けてから鍋ものにすると最高にいい味を出してくれます。
![お肉塩麴付け](http://kitchen.misokichi.net/wp-content/uploads/sites/2/2017/12/お肉塩麴付け-300x169.jpg)
基本はミャンマー語しか通じないので最初はちょっぴり勇気がいるかもしれませんが、身振り手振りでもなんとかなりますし、片言のミャンマー語でのコミュニケーションも楽しいもの^^
ゼイで使えるミャンマー語会話をちょっとご紹介しますね。
・これはいくらですか? ディハ バラウッレー?
・1つ(2つで/3つで)いくらですか? タロウン(ナロウン/トウンロウン)バラウッレー?
・1束(2束で/3束で)いくらですか? ダジィ(ナジィ/トウンジィ)バラウッレー?
◎確認するとき
・新鮮なのをください。 ラッサーダ ペーバー
・熟れていますか? ヤウ カウンラー?
・今日食べられますか? ディネ サー ロッ ヤーマラー?
・甘いですか? チョーラー?
・酸っぱいですか? チンラー?
◎注文するとき
・一袋ください。 タトゥ ペーバー
・米を一升(二升)ください。 サン ダビー(ナビー) ペーバー
・一枚(二枚/三枚)ください。 タチャ(ナチャ/トウンチャ)ペーバー
・500ks(1000ks)分ください。 ガヤ(タタウン) ボウ テーペーバー
☆量り売りで分量がよくわからないときに使える表現☆
・これがほしいです。 ディハ ロージンデー
◎断るとき
・今日はいりません。 ディネ マロージンブー
・また今度(次の日は)買いますね。 ナウニッ マ ウェーメー
あとは値段さえ聞き取れれば大丈夫。
・1束200ks、2束で300ks ダジィ ナヤ、ナジィ トウンヤ
(青ネギを買うときはいつもこういわれます)
高かったら、
・ちょっと高いよ。負けてよ。 ネネ ミャーデー。ショーペーバー
と言えば負けてくれることもあります^^
こんな感じでお店の人とのやりとりも楽しんで。顔見知りになると呼び止められたり、おまけしてくれたり。買い物自体も楽しくなりますよ♪
ゼイの新鮮でバリエーションに富んだ食材があれば、お料理はもっと楽しく、食卓はきっともっと豊かになるのではと思います。
さぁ、ゼイへ出かけてみませんか?