【開催レポ♪】6/22はじめての白味噌づくりの会

昨日のこと、はじめての“白味噌づくりの会”を開催しました。
お集まりいただいたのは明るく根気のある5人の皆さん。
下準備の大豆の皮むきに時間がかかるのはわかっていたので、会の開始と同時に一斉に皮むきを始めていただいたのですが、、、これに軽く1時間半♪
時折、先が見えない…と不安の声も聞こえてきましたが、小粒のミャンマー産大豆と向き合いながら、お話にも花が咲いて粘り強く取り組んでいただきました。

白味噌づくりの会(20170622)

皮をむき終えて大豆を煮る間に塩切麹を用意してもらおうと麹を差し出すと・・・「これで何をするんでしたっけ?」と固まってしまった方も💦
皮むきで完全燃焼されてしまったようでした^^

でも、大豆を煮るところからは普通の味噌づくりよりも楽々です。皮がない分、大豆はやわらかく煮えて、なめらかにつぶせます♪
つい先日、“味噌づくりの会”にご参加くださった方からは、「大豆があっという間につぶれる~」と喜びの声がありました。

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苦労して仕込んでいただいた白味噌はご覧のとおり。

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とびきり美しい仕上がりです✨

おつかれさまの後は、白味噌づくしのランチをご一緒しました。

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左上から、白味噌&甘酒納豆、じゃがいもときのこの白味噌グラタン風、こんにゃくのライム味噌(ゆず味噌に代えて)、白身魚の西京焼き

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左上から、青菜のカラシ酢味噌和え、白味噌ごまダレの棒棒鶏、白味噌仕立てのお雑煮

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デザートには白味噌ココナツアイス
甘じょっぱくて濃厚なアイスに仕上がりました。

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おまけに白味噌おからケーキ

関西出身の方からは、「やっぱり白味噌はほっとする♡」とのお声があって、同じく関西出身(大阪生まれです)の私もどこか落ち着くような感覚があってうれしくなりました。

相当な時間がかかるので、この先この講座を継続するかは微妙なところですが、皆で仕込めば楽しいもの☆
ご要望があればまた開催したいと思います(7月の“ご経験者向け味噌づくりの会(満席御礼)”では再チャレンジします!)。

手塩にかけて仕込んでいただいた白味噌は、2週間後には召し上がれるように。きっと苦労した甲斐があったと思っていただけると思います。

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ご参加の皆様、長時間お付き合いいただきましてありがとうございました。

 

 

塩麹レモン&塩麹タマネギの作り方

ビタミンCの大切さがわかったところで(前記事参考→「甘いもの依存とビタミンC不足」)、早速塩麹レモンを作ってみることに♪
 
いただきものの無農薬レモン。
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せっかくなので皮ごといただきたいなぁと思って、大切に冷蔵庫にしまっていたものです。
 
調べてみると、塩麹レモンは塩麹(仕上がったもの)にレモンを漬けるだけでできてしまうようですが、それだと塩麴レモンとは呼べない気がして(塩麴とレモンを混ぜただけ?)、麹から仕込むことに。

 
塩分が15%前後になるように、配合してみました。
※一口に塩麹と言っても、その塩分率は実は様々。15%は高すぎもなく、また低すぎもないくらい。塩分率はぎりぎり数%まで落とせますが、暑いミャンマーでは腐敗の心配があって管理が難しくなります。


 
〇塩麹レモン🍋

【材料】
・レモン 1個(120g)
・米麹 200g
・塩 80g
・水 200cc
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カットはお好みで。スライスしてもみじん切りにしてもOKです。
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容器に材料をすべて入れて日に一回かき混ぜて

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1週間程度でできあがりますが、毎日かき混ぜるたびにレモンのいい香りが広がって~たまらず味見!
翌日も翌々日も味見^^
フレッシュなレモンがだんだん麹となじんでまろやかに変化していくのがよくわかります

 
塩麴レモンですっかり楽しくなって、前々から気になっていた塩麴タマネギも少し作ってみました。

 
〇塩麹タマネギ
【材料】
・タマネギ 2~3個(200g)
・米麹 200g
・塩 70g

 
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こちらの玉ねぎは小ぶりで外側が紫色です。
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フードプロセッサーでガーっと攪拌しておろし状に。
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タマネギから水分がたくさん出るので、こちらは水を一切加えずに仕込みました。

 
最初タマネギのツンとした香りだったのが、2日もすればなじんで甘味を感じるように。
 
塩麴タマネギはドレッシングなどにして。スープに入れてもぐっとうまみが出るだろうなぁ。肉の下味としても、普通の塩麴に増してきっといい働きをしてくれそうです♬
 
塩麴レモンはそのままでもおいしくいただけそうですが、こちらもドレッシングにまぜて、ゆでたジャガイモなど、付け合わせの野菜に添えて。白身魚のソースとしてもよさそうです。
 
いろいろなバリエーションの塩麴。皆さんも楽しんで日々の食卓に取り入れてくださいね(^^♪
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7/4(火)「塩麴・甘酒づくりの会」は現在ご参加者募集中です(残席2名様)。詳しくは以下リンクからご覧ください♪

甘いもの依存とビタミンC不足

5月は不摂生をしてしまった(前回の記事のとおり→「細胞は“消化した”食べ物からできている」)私ですが、実はその後甘いものを欲した時期がありました。
 
いつものように塩をよく補って玄米生活に戻したところ、だいたい落ち着いたのですが、今度は急にお漬物を欲して、お漬物がなくなれば冷蔵庫にあった塩レモンをスプーンですくって食べてしまったり。なんだかおかしな感じでした。
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ゴーヤと大根の麹漬け。麹の甘味と乳酸菌の酸味がほどよいお漬物です。
 
そんな時、目にした記事がこちらです。
“以下引用”
「甘いものが欲しい」という欲求がある時は、体内のビタミンCが不足していることが多いのです。私たちは体内でビタミンCを合成できないため、体の外側から摂り込まなければなりません。人類は長い間樹上生活をしていましたが、その間食べ続けていた果物からビタミンCを摂取できていたため、体内合成の必要がなくなってしまったからです。
太古の時代、私たちは「甘いものが食べたい」と思ったら、すぐに木の上で熟している果物を食べることができました。つまり、「甘いものが食べたい」という欲求は、「果物が食べたい」という欲求に、そして、その先にある「ビタミンCが足りない」という欲求につながっているのです。
【引用元】ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2016/03/post_14141_3.html
ビタミンCは体内で合成できないビタミンであり、また、すぐに排せつされてしまうためコンスタントに補う必要があるとは知っていたのですが、そんなビタミンCの不足が甘いものを欲する一因となっていたとは💦
 
そういえば、柿の葉茶もしばらく怠っていたなぁ。
柿の葉茶は、ビタミンCを多く含むお茶で、西式健康法においても「ビタミンCは意識的に摂る必要がある」として、これを薦めています。
柿の葉茶
ビタミンCは、サプリメントなどで一気に摂ったとしてもすぐに排せつされてしまうため、この柿茶をちびちびと飲むのがおすすめですよ(講座でいつもお出ししています)。
 
さて、私の一時的な甘いもの依存傾向は果物ではなく、お漬物によって解消されたわけですが、これはお漬物にもビタミンCが含まれていたせいと考えられます。
 
これからは甘いものを欲したら基本的な食生活を見直し(玄米+味噌+生野菜)、その上で塩とビタミンCを補うようにしたいと思います。
※主食である玄米と塩もとても大切です!詳しくは以前の記事をご参考に♪→「脱☆白砂糖作戦
 
皆さんも、甘いものを欲したらビタミンC不足のサインかもしれません💡
思い当たれば、フルーツや柿茶、生野菜、お漬物など、ビタミンCを多く含む食材を補ってみてくださいね。
 
さて、これから塩麴レモンを仕込みます。
レモン入りでビタミンCたっぷりの塩麴☆

レモン

最強の塩麴になる予感です。
続きは次の記事にて^^

【満席御礼】みそキッチン7月講座日程

みそキッチン7月の開講講座のご案内です。

 久々の開催となります、“塩麴・甘酒づくりの会”。麹のちからを借りれば食卓はもっとシンプルでおいしく、健康的なものに。塩麴や甘酒は消化を助けてくれる心強い存在です。しかも本来その食材にない栄養価まで生み出してくれるというそのちからは計り知れません。

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会では、麹を使ったご飯やデザートの作り方もご紹介します。

①塩麴・甘酒づくりの会

【日時】201774()10:0012:30

【内容】塩麹&甘酒づくり、お話し会(麹を使ったごはんの軽食付)

【募集人数】5名様 

満席となりましたの受付を締め切らせていただきました。

【参加費】15,000ks(材料費込み。塩麹と甘酒をお持ち帰りいただきます)

【持ち物】エプロン、持ち帰り用のタッパー(容量500ml以上のものを2個)

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味噌づくりもまだまだやります!

味噌づくりの会

【日時】2017714日(金)10001230

※日程を変更いたしました(6/16時点)

【内容】味噌づくり、味噌玉づくり、お話し会(味噌を使ったごはんの軽食付)

【募集人数】5名様

満席となりましたの受付を締め切らせていただきました。

【参加費】15,000ks(材料費込み。約1.2kgの味噌をお持ち帰りいただきます)

【持ち物】エプロン、持ち帰り用の手提げ(仕込み用の袋はこちらでご用意します)

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③ご経験者向け味噌づくりの会

このタイミングで仕込むと、3ヶ月後(10月中旬)には食べられるようになります。塩麴も同時に仕込みますので発酵調味料の補充にぜひご活用ください♪(米味噌に代わって白味噌を仕込むことも可能です。ご希望の方はお申し込み時にその旨お知らせください。)

【日時】2017718日(火)1000930*)~1145

*白味噌づくりをご希望の場合の開始時刻

【内容】味噌づくり、塩麹づくり

※お昼のご提供はありません。

【募集人数】5名様 満席となりましたの受付を締め切らせていただきました。

【参加費】12,000ks(材料費込み。約1.2kgの味噌と塩麴をお持ち帰りいただきます。)

※白味噌づくりの場合、約700gの白味噌と酢味噌1瓶、塩麴をお持ち帰りいただきます。

【エプロン】エプロン、タッパー1個(塩麹用。容量500ml以上のもの)、持ち帰り用の手提げ(仕込み用の袋はこちらでご用意します)

①~③共通

【会場】みそキッチン(Yankin T/S「まんぷく2」近く。お申込の後、詳細をご案内いたします。)

【お申込方法】件名を「①7/4塩麴・甘酒づくり申し込み、または②7/13味噌づくり申し込み、③7/18経験者向け味噌づくり申し込み」とした上、aya@misokichi.net(桑田)まで以下内容をご連絡ください。折り返し詳細をご案内します。

     ご氏名 ②当日のご連絡先

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お申し込み、お待ちしております♪

細胞は“消化した”食べ物からできている

6月になりました。長い長い夏休みが終わって子どもたちは今日から学校へ。みそキッチンもようやく本格始動いたします♪

この間しばらく北米に行っていましたが、旅先では食べるものに悩まされました。

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パスタやパンにチーズやお肉など、少量を喜んでいただく分にはいいと思うのですが、それがメインになってしまうと如実に体が重くなって便秘気味に💦

グルテンの胃腸への負担や深刻な繊維質、ミネラル、ビタミン不足が原因したと思われます。

「食べたものが血となり、それが体細胞を作って体を構成する。」

これは真理であり、食べる内容は大切です。

ただ、同じものを食べたからと言ってみんな同じように健康になるかというとそんな単純なものでもありません。

ポイントは、「食べたものを消化吸収できるかどうか」という各人の消化力とそれに見合った食べ方をすること。消化できて初めてそれが体細胞を作って体を構成してくれるわけです。

消化力に見合った食べ方を。

本能的にそれができてしまうのがより小さい子どもです。

低学年の娘の場合は「お肉はいらない」と言って手を付けない。「もういい」と言って途中で兄にあげる。など、自分に必要なものと量が自然とわかっている様子でした。

それゆえ、旅行先でたとえ食事が変わっても腸の状態をよく保ったようで元気いっぱいでした。

一方で、より年長の息子は成長期で量がほしい年ごろなので、普段はそれほど食べないものを、消化力を超えて食べがちでやや疲れが見えました。

このように消化がうまくいかないと老廃物がたまって腸内細菌のバランスを崩し、血液を汚すことに

血液が汚れると免疫力が下がって、肝臓や腎臓などの解毒、排せつ器官が機能障害を起こして、さらに体に老廃物がたまるという悪循環に陥ります。

結果、体が重くなったなぁと感じたり、病気にかかりやすくなったり。

私も旅行中、歯痛に悩まされましたが、家に帰るとピタッと止んだので、旅行中の食べ物とその食べ方が影響していたようです。

やはり食って大切ですね。

身体にあった食べ物や食べ方があるのだなぁ。日本食って最高!としみじみありがたみを感じているところです。

来週から始まります味噌づくり講座。味噌づくりにかける思いもより熱く、心を込めて取り組みたいと思います。

皆様引き続きよろしくお願いいたします。

(おまけ)

旅行中、トレッキングでつくしを見つけた子どもたち。懸命に集めて、つくしの佃煮を作って!と。笑

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佃煮をたっぷり載せてご飯をたくさん食べました。

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味噌を持って行ったのでチャンスがあれば味噌汁も作って。いつも以上においしく感じました♡

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