前記事の続きです。セミナーでは、腸内細菌の話から活性酸素の話へ。
“活性酸素”とは一体なんでしょうか?
活性酸素とは、強い酸化力を持つ酸素のこと。
身体に取り込んだ酸素の一部はエネルギー代謝の過程でこの活性酸素に変化するそうです。
活性酸素は体内に侵入した細菌やウィルスを撃退してくれるので悪いばかりではないのですが、これが増えすぎると健康な細胞まで酸化させてしまう。
つまり身体を“サビさせる”と言われています💦
腸内細菌の量が戦前の3分の1になったのもこの活性酸素の仕業であって、老化をはじめ、感染症を除くほとんどの症状は活性酸素が引き起こしているとか。
(皮膚の細胞が酸化するからシミができ、血中の細胞膜の脂肪酸が酸化するから動脈硬化など血管系の疾患に。細胞自体が錆びてガン化するなど)
ですから、健康でいるためには活性酸素をいかに減らすかが大切になってきます。
ストレスや不自然な食品、電磁波や放射能まで…知らないうちに体内では活性酸素がいっぱい発生していると言われる中で、どうすれば活性酸素を十分に減らすことができるのでしょう?
生活習慣としては、
♦よく噛む
♦ゆっくり呼吸する
♦身体を冷やさない
♦激しい運動はしない
ことが大事だそうです。
ストレスを減らして自然の中でゆったり生活するのが一番なんだろうなぁと思いますが、そうもいかない場合は食品で補うのがよいとのこと。
活性酸素を減らしてくれる食品としては、植物性抗酸化食品、“ファイトケミカル”と言われるもので次のようなよのがよいそうです。
♦ポリフェノール(色のついた野菜や果物)
♦カロチノイド(緑黄色野菜、海藻類)
♦イオウ化合物(ニンニク・ネギ)
♦テルペン類(ハーブ類、柑橘類)
にんにくやキャベツは免疫を高める野菜のトップでかつ、活性酸素を減らす野菜のトップでもあるとか。
中でも「食前キャベツ」がおすすめということで…
わが家の食卓では、食事の最初にキャベツの千切りを食べるのが定番なっています。スライサーで薄くスライスしたものが食べやすくてみんな大好き💕
もう一つの定番、毒出し野菜スープも考えてみるとファイトケミカルづくしのレシピ。
そして、もちろん発酵食品も。
味噌や甘酒、漬物、豆乳ヨーグルトなど日々取り入れるといいですね。
ほうっておくと怖い活性酸素。
活性酸素を減らす生活習慣や食事、ちょっと意識してみませんか?