大麦で麦麹づくり♪

年末年始は隣国のタイにて過ごしました。
日本の食材を調達するぞ~とはりきって出かけた割には買ってきたのはたったこれだけ。
img_20170105_120945
左から小豆、大麦、オーツ麦、黒砂糖
 料理酒やみりんも見かけたのですが、調味料類は結局買いませんでした。
「いろいろなくても大丈夫」
そんなシンプルな生活が身についてしまったようです。
ずっと探していた大麦が手に入ったので、早速麦麹づくりを。img_20170105_123051

続きを読む 大麦で麦麹づくり♪

【満席御礼】みそキッチン講座日程(2017年1月~2月)

7月に初めて味噌づくりの会を開いてから早5ヶ月。この間味噌づくり7回、塩麹・甘酒づくり4回、そして玄米を食べよう会1回の計12回の講座を開催して、のべ50人以上の方々にご参加いただくことができました。

IMG_20160710_010830

ほとんど知り合いのいなかったこの地において、募集に力を貸してくださったOrganic green hillさん、口コミでご友人に紹介してくださったご参加者の方々に心から感謝いたします。

4月にヤンゴンにやってきてからしばらくは一人で黙々と麹を仕込んでは味噌づくりをする日々でしたが、講座を通じて多くの方々に出会い、毎回いろいろな刺激をもらって確実にこちらでの生活が楽しくなってきています。

大豆 つぶす工程2

さて、みそキッチン新年開講講座のご案内です。毎回木曜日に実施していた当講座ですが、木曜日は予定があって参加できない〜というお声も聞くため、一部火曜開催の講座を設けます。これまでご都合が合わなかったという方もこの機会にご参加いただけるとうれしいです。

【講座日程】

●2017年1月

①ご経験者向け味噌づくりの会 1月12日(木)10:00-12:00《満席》

②味噌づくりの会 1月26日(木)10:00-12:30《満席》

●2017年2月

①塩麹・甘酒づくりの会
オーガニックの米麹を使って塩麹&甘酒づくりを行います。甘酒と塩麹をフル活用すればいつものご飯がもっと簡単・おいしい・身体によいものに♪麹を使ったご飯やデザートの作り方もご紹介します。
【日時】2017年2月7日(火)10:00~12:30
【内容】塩麹&甘酒づくり、お話し会(麹を使ったごはんの軽食付)
【定員】5名様《満席》
【参加費】15,000ks(材料費込み。塩麹と甘酒をお持ち帰りいただきます)
【持ち物】エプロン、持ち帰り用のタッパー(2個)
②味噌づくりの会
オーガニックの米麹とGreen hillのオーガニック大豆を使った安心安全な味噌づくりです。
ご自身で本物の生きた味噌を仕込んでいただき、その後はご家庭で熟成の過程をお楽しみいただけます。
【日時】2017年2月16日(木)10:00~12:30
【内容】味噌づくり、お話し会(おむすび&味噌汁の軽食付)
【定員】5名様《満席》
【参加費】15,000ks(材料費込み。約1.2kgの味噌をお持ち帰りいただきます)
【持ち物】エプロン、持ち帰り用の手提げ(仕込み用の袋はこちらでご用意します)
【会場】みそキッチン(Yankin T/S「まんぷく2」近く、お申込み受付後詳細をお知らせします)
《お申込み方法》件名を「2/7塩麹・甘酒づくり申込」または「2/16味噌づくり申込」としてaya@misokichi.netまでご連絡ください。

来年もみそキッチンをどうぞよろしくお願いします♪

“みそ玉”でどこでもお味噌汁♪

10月に入りました。まだ暑い日もあると思いますが季節は確実に秋へ🍂
お味噌汁が恋しくなる時期ですね。
こちらヤンゴンもまもなく雨季が終わりを迎えるようで、暑いながらも秋の訪れを感じます。

kimg0091

赤とんぼが空を舞い、爽やかな秋空を臨める日が増えてきました。

img20160927151251

さて、“みそ玉”とは何かご存知でしょうか?
みそ玉とは、その名のとおり味噌を玉のように丸めたものを言います。つまりは手作りの“インスタント味噌汁の素”。戦国時代には武将の携行食として重宝されたようです。
 【みそ玉の材料】
 ○味噌
 ○だし(かつおの粉、にぼしの粉等。省略可)
 ○具(乾燥したものがよい)

みそ玉づくりはいつもの味噌汁の材料をひとまとめにするだけでOK。水分の多い具材を控えれば、冷蔵庫で1週間程度持つみそ玉が作れます。(表面を焼いて保存性を高める方法もありますが、加熱すると味噌の生きた微生物や香りが少なからず損なわれてしまうので生のままで。)

具材も凝らなくて大丈夫(我が家の男性陣からは具だくさんのいつものお味噌汁よりこのシンプルなみそ玉の味噌汁の方が人気だったりします💦)。それに、手作り味噌を使えばだし要らずでとっても手軽に作れてしまいます☆

  %e5%bc%81%e5%bd%93

日本にいた頃は、このみそ玉をマグカップに入れて飲むのがお昼の楽しみでした。

%e5%bc%81%e5%bd%93%ef%bc%92

主人もお弁当には汁物がほしいというので、毎日お弁当と一緒にこのみそ玉を持って出かけます(↑タッパーに入れるだけで玉にもしていませんね。笑)

♪味噌玉でいつでもどこでもお味噌汁を♪
 %e5%91%b3%e5%99%8c%e6%b1%81
まとめて作れば好きなときに手軽に味噌汁が作れてしまう。
持ち運べるので好きなところで簡単に味噌汁が作れてしまう。
家庭でも、常備しておけば時間差で食事をとるご家族にいいですね。
日本人の健康の強い味方、お味噌汁が皆さんにとってもっともっと手軽で身近なものになりますように。

【開催レポ♪】親子で味噌づくり

夏休みまっただ中ですね。昨日はお子さんたちと一緒に味噌づくりを楽しみました。

集まってくださったのは4人のお母さまと6人の元気のいい子どもたち!

とってもにぎやかでお話しはじっくりとはいきませんでしたが、子どもたちにも楽しんでもらえたようです。IMG_20160812_140350はりきって仕込んでいる様子。子どもたちは遊んだり味噌づくりをしたり、自由です^^IMG_20160812_140446お母さんと一緒に大豆つぶし

IMG_20160812_140423

仕込み後のお昼はいっぱいのおむすびとひよこ豆のコロッケ、ひよこ豆豆腐に塩麹の和え物などなど(おかずは撮り忘れました💦)。

手の込んだお料理、と褒めていただきましたが、お子さん向けに作ったひよこ豆のコロッケ以外はシンプルなものばかりです。

麹さえあれば料理は楽々♪

麹が素材のうまみを引き出して味に奥行きを与えてくれます。

9月からスタートする新講座「塩麹・甘酒づくりの会」では、ご一緒に塩麹と甘酒を仕込んで塩麹と甘酒を使ったご飯づくりをご紹介しますので、こちらもぜひ☆

続きを読む 【開催レポ♪】親子で味噌づくり

【開催レポ♪】7月8日味噌づくりの会


一昨日の金曜日、5名の方をお迎えしてヤンゴンで初めてとなる味噌づくりの会を開催しました。

約1ケ月前にGreen hillさんにご協力をいただいてご参加者を募ったところ、すぐにお申し込みが。そんな風にご参加を決めてくださった方々にお越しいただけると思うと、ありがたくて始まる前から胸がいっぱいになっていました。

ご参加のきっかけをお尋ねしたところ、海外にいらっしゃるだけあって「味噌が簡単に手に入らないので自分で作れるようになりたい」というお答えが多くて、皆さん真剣に。そして楽しんで仕込んでおられました。

IMG_20160710_010510

こちらでも日本の味噌を置いているスーパーはわずかにありますが、これまで目にしたのは酒精等で発酵が止められているもの。本物の発酵食品としての味噌は手に入りません。

でも、麹と大豆と塩があれば味噌はどこでも簡単に仕込めるもの♪

作り方をお伝えして、今後は常温で長期保存できる乾燥こうじだけ日本で調達されることをおすすめしました。

乾燥こうじさえあればこの先どんな国へ行かれてもご自分で味噌はもちろん、塩麹や甘酒も作ることができて心強いと思います。

IMG_20160710_010659

皆さんのお味噌。輝いています☆

味噌づくりの後はおむすびを囲んでのお話し会を。

IMG_20160710_010830

メニューはおむすびの他、だしを使わずに作ったお味噌汁、塩麹の和え物2種、ひよこ豆豆腐とそのおからコロッケなど

素朴なものばかりでしたが、どれも素材の味が生きている♪と喜んで召し上がっていただけました。

話題は味噌の話から望ましい食習慣、西式健康法のご紹介など、いろいろなことに及んであっという間に時間に。皆さんとご一緒できて私自身もとても楽しいひと時となりました。

食を大切にしてご家族で健やかに。塩麹や甘酒も作ってみたいという嬉しいご希望もうかがって、またわくわくと企画していきたいと思います。

ご参加の皆さま、ありがとうございました(^^)

ひよこ豆で味噌づくり

前回大豆を使った普通?の味噌づくりを終えたところで、日本の大豆がすっかり恋しくなってしまった私です。

ふっくら大粒で、圧力鍋でたった5分で指先でふにゅっとつぶれるくらい柔らかく煮えてくれる日本の大豆。

美味しい味噌を簡単に仕込むことができます。

このままミャンマーでも大豆にこだわって味噌を仕込むのもいいけれど、他に方法があるのでは・・・?と考えていたら、いいことを思い出しました!!

たしか、ひよこ豆でも味噌が作れるはず。

調べてみると海外では大豆のかわりにひよこ豆を使って味噌づくりをしている方がいらっしゃるようです。

早速ミャンマー産のひよこ豆を買ってきて。

 ひよこ豆 パッケージ

(ひよこがchickなのでchick peas。たしかにころんとしてくちばしがちょこっと出ていてひよこのようですね)

煮てみると…10分足らずで柔らかくなりました☆

しかも表面がゴツゴツしているので大豆よりもつぶしやすい!

ひよこ豆 つぶす工程 ひよこ豆 つぶす工程2

それに、そのまま食べてもおいしい♪

ひよこ豆 つまみ食い

息子がおいしそうと言ってつまみ食いしはじめたら「もっと」「もっと!」と止まらなくなって娘もそれに加わってどんどん減っていきました。

美味しい味噌づくりには美味しい大豆を使うのが基本。

シンプルな材料だからこそ、ひとつひとつの素材が大切です。

その点、美味しいひよこ豆を使っての味噌づくりは理想的なものかもしれません。

さて、仕込み終えた味噌はこんな感じ。

仕込み後 大豆とひよこ豆

(写真左:大豆で仕込んだもの。右:ひよこ豆で仕込んだもの)

黄色くてやさしい感じですね。

すでにおいしそうです!

 

そして、10日経過したものがこちら。

IMG20160518163240

大豆より熟成も早く進んでいるようでとっても順調です♪♪

あー、早く味見してみたいなぁ。。

食べられるようになる日が待ち遠しいです。

 

 

自家製麹で味噌づくり

麹が無事にできたのでいよいよ味噌づくりです。

味噌づくりに必要な材料は「大豆、麹、塩」だけですが、肝心の大豆はどこをさがしても小さなもの(納豆サイズ)しかありません。

豆売り場

大豆 パッケージ

Soya Beanと書かれていますね。

大豆であることは間違えないようなのでこちらでやってみることに。

ところが、いつもの倍の時間をかけて煮ても大豆は柔らかくなりません。

そこで3倍の時間をかけて煮てみれば、、今度は煮汁がなくなって焦げついてしまいました(泣) 

大豆 こげ

そして3倍も時間かけて煮たからといってたいして柔らかくもならず、大豆のうす皮が圧力鍋に詰まってふきこぼれも激しく…orz

時間をかけてもあまり意味のない作業となってしまいくじけそうに。

でもなんとか仕込みを終えました。

煮大豆

 大豆 つぶす工程2

大豆 仕込み後1

ミャンマー産の麹と大豆と塩で仕込んだお味噌がどんな具合に仕上がるのでしょう?!

この暑さだと(台所の室温は常時30度超!)発酵もどんどん進んで3ヶ月後にはいただけそうです。

楽しみです♪