電磁波とアーシング

つい先日のこと、ずっと気になっていた電磁波の健康への影響について、学びに行ってきました。

講師は松尾まよかさん。西式健康法の学び仲間であり友人ですが、西式健康法やアユールヴェーダなどの自然療法を追究していく中で、電磁波の影響を考えることなしに健康は守れないことに気づかれたそうで、今は整体院や健康道場の運営の傍らで電磁波測定士としても活動されています。(多才な方です☆)

さて、まず電磁波とは、「電場」と「磁場」によって形成される波動のことだそうですが、私たちの体の細胞の働きはすべて電気仕掛け※なので電磁波の影響によって様々な誤作動が生じてしまうということ。

たとえば神経細胞は電気を持っていて、細胞膜の内と外ではおよそ100mVの電位差があるのですが(細胞内がマイナスイオンで細胞外はプラスイオン)、この電位差が電流を生んで体内を伝達します。

電磁波によって引き起こされるこの誤作動が、様々な不調または病気の原因となり得るのですが、聞いてみれば、現代人の多くが抱えているような症状ばかり。

頭痛、めまい、皮膚の乾燥、肩こり、アレルギー、花粉症、冷えなど。
これらが全くない人を探す方が難しいくらい、身の回りでよく聞く症状ですね。

電磁波だけが原因とは言いませんが、そのような体調不良も電磁波の影響をカットすることであっという間によくなる、というのはよくある話と言います。

まず大切なのは、

◎身近な電磁波をカットすること
(発生源から遠ざかる。アースする。コンセントを抜く等)
身体は眠っている間にメンテナンスされるため、家の中の環境、特に寝室の環境改善が大切になります。

一戸建ての場合は、1階と2階の間に電気配線が張り巡らされていることが多いので、特に2階の床に直接布団を敷いて寝る場合は、注意が必要と言います。

Wi-Fiルータの設置場所や電線から電気を引き入れる幹線に隣接する部屋、いつの間にか設置されてしまったスマートメーターなど、他にも気になる点がいくつか。

これについては調査を依頼しようか考え中です。(近くの電磁波測定士の方が訪問してくれます。)→EMFA電磁波測定サービス。

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次に大切なのは、

◎身体に蓄積された電磁波を放出すること。
これに有効なのが、“アーシング”🌎
最近マイブームのアーシングですが、余計なものを大地にリリースして、大地のエネルギーを得られるから元気になれるのだとばかり思っていたら、“帯電した余計な電気”までリリースしてくれていたとは…

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アーシングってすばらしい!

一石二鳥でますますアーシングが好きになりそうです♡

ところで、アースとは 接地のこと。電荷( 物体が帯びている静電気およびその物理量)を地中に逃がすことによって、落雷などで過電流が電気機器に流れ込むのを防いだり、ノイズによる誤動作を防止したりするものです(コトバンクより引用)。

そして、アースすること(アーシング)を、英語では、“グラウンディング”と言うのだそうですよ。
地に足をつけること、いろいろな意味で大切なのだなぁと思います。

アーシングには寒くなる前の今がチャンス。たまには 携帯やパソコンを手放して!

公園に出かけて、または手近にお庭で裸足になってアーシングしてみませんか?
きっと見えない何かが身体からすっと抜けたように感じると思いますよ。
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セミナーの今後の予定は特に決まっていないそうですが、みそキッチンにも来ていただけるといいなぁ。

わが家のその後の電磁波対策もまたご報告したいと思います。

もう、小麦は食べなくていい(小麦好き息子とグルテンフリー)

タイトルは息子の希望により、「小麦好き」と入れました^^

これまで麺類には目がなくてパスタやラーメン、うどんになると大盛りにして食べていた息子。

うどん
気になっていたものの、基本は家のご飯を食べているので大丈夫だろうと甘く見ていたのですが、なぜか家族で息子だけトイレが臭う・・。

後から聞けば2日間出ないこともあったというので、やや深刻な状態だったようです。

テニスプレイヤーのジョコビッチ選手の“食”については聞いたことがあるでしょうか?

ジョコビッチ選手は実家がピザ屋で子供の頃からピザがおやつ代わり。
セルビア出身の彼にとって、パンのない生活など考えられず、小麦をたくさん口にする日々だったようです。

彼は大会の優勝候補にのぼっては、大事な試合でことごとく調子を崩してコートで倒れてしまうこともあったり。
そのうち、技術的には十分なのに体力がないから勝てないと言われるようになります。

そんなある時、試合をテレビで見ていた医師が、彼の食事に問題があることを見抜いてグルテンフリーを提案します。

医師の提案は
「14日間、グルテンをとらないように」
たったこれだけのものでした。

自分でも体調管理できずに悩んでいたジョコビッチは半信半疑ながらも、その医師の言葉を実践します。

すると、、小麦をとらないようにして数日で、朝晴れ晴れした気持ちで目覚め、身体が軽く、頭がクリアで疲れ知らずの体になっていることに気づくのです。

一瞬の判断が勝敗を分ける、プロのテニスプレーヤーとして、感覚が研ぎ澄まされた彼は、その後次々とタイトルをものにするようになるという話です。(ご興味ある方は『ジョコビッチの生まれ変わる食事』を読んでみてくださいね)

一方の息子について、わが家はパン食の習慣はありませんが、ドーナツやクッキーも好き。麺類の他にもちょこちょことっていた小麦を完全に排除するのは難しいかな、と思ったのですが、ジョコビッチの話をした途端、ピンと来たのか「自分もグルテンフリーにする!」と言うので試してみることにしました。

宣言どおり、息子はグルテンフリーを14日間やってみて、さらに続けてもうひと月くらいになります。

もともと意志はつよい方ですが、それほど無理しているわけではなくて、グルテンフリーにすることで心地いい状態でいられることを知って、「元には戻りたくない」という気持ちが、そうさせているようです。

息子の場合、効果は3日ほどで現れて、1週間ほどでさらにはっきりとこんな変化を感じるようになりました。

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《グルテンフリーにして変化したこと》
 ○朝スッキリと目覚めるようになった。(目覚ましいらず)
 ○朝必ずお通じがある。(するっと出る感覚)
 ○日に2回お通じがある。
 ○便が全く臭わなくなった。
 ○第六感が冴え渡っている。(人が考えることもわかってしまうくらいw)
 ○大好きだったラーメンやうどんを食べたいと思わなくなった(トーストはたまに食べたくなる)。

青空

傍から見ていても、朝しゃきっと目覚めて、動作がキビキビしていたり、やる気がみなぎっていたりと変化が手にとるようにわかります。

「前のように戻りたくないから、もう、小麦は食べなくていい」

息子の決意は固いようなので、このまま応援したいと思います。

ガスや便が臭うという方は、腸内で食物が停滞して腐敗しているシグナル。腸内で有毒ガスが発生して腸内環境を悪化させ、さらには血液まで汚してしまいますから要注意です。

そんな時は試しに14日間のグルテンフリーを♫

こんなすばらしい変化が現れると思えば、試す価値があると思いますよ!

特製そば粉のピザ✨
息子特製☆そば粉のピザ

人生はもっと楽しいもの✨(クリスマスキャロルと船の時間)

9月に入りましたね。

いきなりみそキッチンらしからぬタイトルですが・・

先日のこと、上海への船旅を終えて日本に帰ってきました♪

船旅で酔うかもしれないと思って持参した梅干しでしたが、幸いほとんど揺れは感じず。

でも、胃腸の働きが落ちたときに助けになってくれて、すっかり食べきって帰ってきました。

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梅干しとゆかり

困ったことに、船の中はいつでも食べ放題だったのですが、基本は朝抜きにして梅干しをつぶしてお湯でといた梅茶を一杯。

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身体にしみ渡って幸せでした♡

日常から離れてネットからもしばらく離れた船の旅。
何がよかったかと言うと…何もしなくていい時間が持てたこと。

家族で甲板を散歩したり、プールに入ったりカードゲームをしたり。
しまいには息子が読書感想文用に持っていっていたクリスマスキャロルを借りて読むことに。

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どれくらいぶりなのか、記憶にないくらいでしたが、すーっと今の私に入ってきて、読み終えた後は「動かないと!」とぐっと背中を押してもらった感じでした。

スクルージというケチで欲張りで人の親切を全く受け入れず、孤独で冷淡な男のもとに、クリスマスを控えたある日、7年前に死んだ友人が亡霊としてやってくる。
生きているうちにやらなかったことで死んでからも囚われて苦しんでいるその友人は文字どおり鎖にぐるぐると繋がれた姿で、「自分のように死んでから苦しまないように、これから来る精霊に耳を傾けるように。生きているうちに気づくチャンスを与えるためにやってきた」というのでした。

そしてその予告どおり、過去・現在・未来の自分の姿を見せてくれる精霊がそれぞれ現れ、自分の姿を客観的に見るにつれて、その愚かさに気づいて心を柔らかくし、改めて、まるで人が変わったように周りに親切になり、感謝するようになり、喜びを持って人生を生きるようになると言う話です。

作者ディケンズは、一年でいちばん幸せなはずのクリスマスを楽しもうともせず、人生をつまらなくしている人にメッセージを伝えたいとこの本を一気に書き上げたと言いますが、勢いのある文章に私も一気に読み終え、体の中を爽やかな風が吹き抜けたように感じました。

そう、人生はつまらなくしようとすればそれだけのもの。
でも、自分自身の思いや行動次第でいつからだって、どんな風にだって変えることができるもの。

ちょうど誕生日を迎えたのですが、季節外れのクリスマスキャロルにエールをもらってまた一歩踏み出す勇気がわくようでした。

今月9/27(木)開催の“お母さんのためのプチリトリート”では、毎日がんばって知らず知らず鎧を身につけて苦しくなっているお母さんたちが、五感を開き、本来の自分にかえるきっかけになればという思いで開催します。

もっと自由に♪

子どもの頃のように

もっと楽しく自然体で

喜びに満ちた本来の自分へ

思い立ったら変化のチャンス✨
平日ですが、忙しくてなかなか自分を振り返る余裕がないという方にこそ来てもらいたいなぁと願っています。

Mothertreeの初回イベントを記念して、みそキッチンの特製米みそもプレゼント💖

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たまり溢れる自家製みそ♡

こちらもぜひ楽しみにお越しくださいね。

9/27(木)お母さんのためのプチリトリート@多摩の里

QRコードはこちらから

ご参加お待ちしています♪

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身体は9割、菌でできている☆

昨日は産後ドューラであり、グリーフケアアドバイザーの曽慶奈巳(そけいなみ)さんが主催するイベントで、ドキュメンタリー映画『マイクロバース』の上映&酵素玄米ランチを楽しんできました。
(マイクロバースとは造語のようなのですが、マイクロバイオーム(微生物叢)、つまり身体のなかの微生物の生態系、から来ているのではないかとのこと。)

ー産道を通って生まれてくること
ー生まれてすぐにお母さんの肌に接すること
ー母乳を飲むこと
最初にこれらを経験し、母親から必要な菌を受け取り、免疫の学習機会を得るかどうかが子どもたちにとって生涯の健康状態にかかわる。

さらに、人類の将来へも影響が及ぶ可能性があることを示唆する、そんな映画でした。

マクロレベルでは生態系が破壊され、バランスを失っていることが問題となっていますが、今、ミクロレベルでそれが個人の体内にも起きているのではないかと。

私たちの身体は90%が微生物(菌)で10%が哺乳類だそうです。
すなわち、体内には人体の細胞より多い微生物がいるということ。
私たちの身体の調和(健康)のカギは菌が担ってくれているといってもおかしくないと思います。

では、菌が減ると一体何が起こるのでしょうか?
生まれ方、育てられ方だけでなく、抗生剤、過度な予防接種、抗菌グッズ、不自然な食べ物などによって体内の菌は多様性を失い、バランスを崩してしまうことは想像に難くありません。

「私たちは菌と共生して、菌によって生かされている。
私たちは自然の中に生きている。自然の一部なんだ。」
そんな風に自然とつながっている感覚がわーっと湧いてきて、とても温かな気持ちになりました💖

これからお子さんを迎える方はなるべく自然なお産で、生まれたらすぐ赤ちゃんを直接胸で抱いて、母乳をたっぷりあげて。
でも、必ずしもそうできた方ばかりではないはずです。

今ここから。
☆大切な菌を殺さないこと。
必要以上に消毒しない、ケミカルなもので洗いすぎない(お湯シャン、温冷浴で汚れは十分落ちます)、抗生剤をむやみに使わない、農薬や添加物など不自然なものを取り込まないなど。

☆多様な菌を取り入れること。
泥んこ遊びをたっぷりさせて(ただし安全な土壌で。ここが東京でも微妙なところですが)、お母さんの手で握ったおむすびやお漬物、発酵食品を取り入れたり。

酵素玄米カフェmomoさんのランチもとっても美味しくて、奥が深いものでした。
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酵素玄米がおいしかっただけでなく、すべて50℃洗いの上、低温蒸しで下ごしらえされたというお料理の数々で、素材をさらに元気にしたような(うまく表現できませんが)、そんなエネルギーたっぷりの生きたご飯でした。

そんなご飯のせいか、今朝はとても目覚めがよくて日の出と同時に起きて、ピンクの朝焼けを眺めました。
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“私たちの身体は9割菌でできている”

このすばらしい話に背中を押してもらって、菌を増やしていけるような食生活、食習慣をこれからも全力で応援していきたいと思います♪

万病の元、活性酸素を減らすには(藤田紘一郎先生セミナーその2)

前記事の続きです。セミナーでは、腸内細菌の話から活性酸素の話へ。

“活性酸素”とは一体なんでしょうか?

活性酸素とは、強い酸化力を持つ酸素のこと。
身体に取り込んだ酸素の一部はエネルギー代謝の過程でこの活性酸素に変化するそうです。

活性酸素は体内に侵入した細菌やウィルスを撃退してくれるので悪いばかりではないのですが、これが増えすぎると健康な細胞まで酸化させてしまう。
つまり身体を“サビさせる”と言われています💦

酸化

腸内細菌の量が戦前の3分の1になったのもこの活性酸素の仕業であって、老化をはじめ、感染症を除くほとんどの症状は活性酸素が引き起こしているとか。
(皮膚の細胞が酸化するからシミができ、血中の細胞膜の脂肪酸が酸化するから動脈硬化など血管系の疾患に。細胞自体が錆びてガン化するなど)
ですから、健康でいるためには活性酸素をいかに減らすかが大切になってきます。

ストレスや不自然な食品、電磁波や放射能まで…知らないうちに体内では活性酸素がいっぱい発生していると言われる中で、どうすれば活性酸素を十分に減らすことができるのでしょう?

生活習慣としては、
♦よく噛む
♦ゆっくり呼吸する
♦身体を冷やさない
♦激しい運動はしない
ことが大事だそうです。
ストレスを減らして自然の中でゆったり生活するのが一番なんだろうなぁと思いますが、そうもいかない場合は食品で補うのがよいとのこと。

活性酸素を減らしてくれる食品としては、植物性抗酸化食品、“ファイトケミカル”と言われるもので次のようなよのがよいそうです。野菜

♦ポリフェノール(色のついた野菜や果物)
♦カロチノイド(緑黄色野菜、海藻類)
♦イオウ化合物(ニンニク・ネギ)
♦テルペン類(ハーブ類、柑橘類)

にんにくやキャベツは免疫を高める野菜のトップでかつ、活性酸素を減らす野菜のトップでもあるとか。
中でも「食前キャベツ」がおすすめということで…

千切りキャベツ
わが家の食卓では、食事の最初にキャベツの千切りを食べるのが定番なっています。スライサーで薄くスライスしたものが食べやすくてみんな大好き💕

もう一つの定番、毒出し野菜スープも考えてみるとファイトケミカルづくしのレシピ。

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こちらもおすすめです😉

そして、もちろん発酵食品も。
味噌や甘酒、漬物、豆乳ヨーグルトなど日々取り入れるといいですね。

ほうっておくと怖い活性酸素。

活性酸素を減らす生活習慣や食事、ちょっと意識してみませんか?

心の健康も腸内環境次第(藤田紘一郎先生セミナーその1 )

先日のこと、常々おもしろいなぁと思っていた藤田紘一郎先生のお話を聴く機会がありました。

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藤田先生は細菌学や免疫学がご専門で15年間サナダムシと共生していた方として知られていますが、ユーモアあふれるお話に会場は笑いが絶えず。
内容も終始興味深くて合点のいくものでした。

さて、腸が免疫の70%を司っているというのはいまや有名な話ですね。
それに加えて、実は脳内伝達物質を作り出しているのも「腸」というのはご存知だったでしょうか。

「腸内細菌がビタミンを合成し、そのビタミンが脳内伝達物質を合成する」
なので、、

「腸の状態が悪いとセロトニンが減ってうつ病になりやすくなり、ドーパミンも減ってやる気がなくなる」というお話がありました。

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つまり、肉体的な病だけでなくて、心の病も腸内細菌次第ということ。

便秘など、腸の調子が悪いなぁと感じたとき、なんだか気分も落ち込んでやる気がおきなくなったという経験はありませんか?

“心と身体はつながっている”とはよく言われますが、ひょっとして腸でつながっているのかもしれません。

腸内細菌の数は多いほうがよく、そのバランスも大切になるわけですが、現代の日本人の腸内細菌の量は平均して戦前の‘3分の1’まで減っているのだそうです。

除菌や抗菌グッズが流行り、抗生剤漬けの家畜や養殖魚を口にするようになったり、さらには添加物や農薬などの影響でそんなにも…。

便の半分は腸内細菌の死骸なので、腸内細菌の量は便の量から推測できるのですが(子どもの便が立派なのも納得ですね!)、量の多い=食物繊維の摂取量の多い地域では自殺も少ないとのこと。

腸内細菌がうつ病や自殺を防いでくれるとしたら…腸がどれほど大切なのかよくわかりますね!

もし今気分がふさぎ込んでいるなら、腸に目を向けるチャンス☆

腸の状態から見直してみませんか?

藤田先生のお話をもっと知りたいという方は数多くの著書があります。

一例として、こんな本も

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脳はバカ、腸はかしこい』

(この本を出版された直後に頭を強く打って手術をされたそうで、バカと言ってごめんなさいと脳に?謝っておられました。(笑))

興味を持たれたらぜひ手にとってみてくださいね。

 

細胞は“消化した”食べ物からできている

6月になりました。長い長い夏休みが終わって子どもたちは今日から学校へ。みそキッチンもようやく本格始動いたします♪

この間しばらく北米に行っていましたが、旅先では食べるものに悩まされました。

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パスタやパンにチーズやお肉など、少量を喜んでいただく分にはいいと思うのですが、それがメインになってしまうと如実に体が重くなって便秘気味に💦

グルテンの胃腸への負担や深刻な繊維質、ミネラル、ビタミン不足が原因したと思われます。

「食べたものが血となり、それが体細胞を作って体を構成する。」

これは真理であり、食べる内容は大切です。

ただ、同じものを食べたからと言ってみんな同じように健康になるかというとそんな単純なものでもありません。

ポイントは、「食べたものを消化吸収できるかどうか」という各人の消化力とそれに見合った食べ方をすること。消化できて初めてそれが体細胞を作って体を構成してくれるわけです。

消化力に見合った食べ方を。

本能的にそれができてしまうのがより小さい子どもです。

低学年の娘の場合は「お肉はいらない」と言って手を付けない。「もういい」と言って途中で兄にあげる。など、自分に必要なものと量が自然とわかっている様子でした。

それゆえ、旅行先でたとえ食事が変わっても腸の状態をよく保ったようで元気いっぱいでした。

一方で、より年長の息子は成長期で量がほしい年ごろなので、普段はそれほど食べないものを、消化力を超えて食べがちでやや疲れが見えました。

このように消化がうまくいかないと老廃物がたまって腸内細菌のバランスを崩し、血液を汚すことに

血液が汚れると免疫力が下がって、肝臓や腎臓などの解毒、排せつ器官が機能障害を起こして、さらに体に老廃物がたまるという悪循環に陥ります。

結果、体が重くなったなぁと感じたり、病気にかかりやすくなったり。

私も旅行中、歯痛に悩まされましたが、家に帰るとピタッと止んだので、旅行中の食べ物とその食べ方が影響していたようです。

やはり食って大切ですね。

身体にあった食べ物や食べ方があるのだなぁ。日本食って最高!としみじみありがたみを感じているところです。

来週から始まります味噌づくり講座。味噌づくりにかける思いもより熱く、心を込めて取り組みたいと思います。

皆様引き続きよろしくお願いいたします。

(おまけ)

旅行中、トレッキングでつくしを見つけた子どもたち。懸命に集めて、つくしの佃煮を作って!と。笑

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佃煮をたっぷり載せてご飯をたくさん食べました。

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味噌を持って行ったのでチャンスがあれば味噌汁も作って。いつも以上においしく感じました♡

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朝食抜きのすすめ

「朝はぜったいに食べないといけない」

どんなに時間がなくて学校に遅れそうになっても

「なにか一口でも食べていきなさい!」

と母に言われて育った子ども時代。

大人になってもその教えがずっーと身体にしみついて、たとえ食欲がなくても何か食べないと💦という強迫観念にかられていました。

結局あまり食欲がわかなくて時間もないのでその内容もパンやヨーグルトになりがちだったひとり暮らし時代。

振り返れば身体の声に寄り添ってなかったなぁと反省しきりですが、今もまだお母さんの教え(世間の教え)が根強く残っているご家庭があるかもしれません。

 

よく言われる、「朝ごはんを食べないと血糖値が下がってしまう」という話も本当ではありません(絶食時、脳はぶどう糖に代わって脂肪を燃やして生成されるケトン体をエネルギー源として血糖を維持します)。

はっきりと言えるのは、“朝は抜いても問題ない”ということ。

成長期の過ぎた大人にとって、朝食はむしろ害になり得ます。現代人は腸が休む暇がないほど食べ過ぎていて、腸は大渋滞。。腸を空っぽにする時間が必要なのです。

では、夜を抜いたほうがいいのでは?と思われるかもしれないですが、生理的に朝は“排せつに適した時間帯”であるため朝抜きが理に適っています栄養が吸収されにくいので、朝食べたものは消化されないまま腸にたまりやすく、腸の状態を悪くするともいわれています。

朝食抜きをはじめて数年。

私は持病の片頭痛が治り、主人は花粉症がおさまって身体もスリムに。朝食べない方が思考も冴えて一日活動的に過ごせます。

成長期のお子さんについてはまだ抜く必要はありませんが、身体がしっかりしてくる10歳頃からは朝抜きで問題ありません。

わが家の子どもたちは平日の朝は豆乳ヨーグルトだけ。または小さなおむすびやフルーツだけなど。何も食べない日も増えてきました(休日は家族でゆっくりめの朝ごはんを楽しみます)。

子どもたちには、「いま食べたいかどうか身体にきいてみて」と確認して本人に任せることにしていますが、朝抜きでもお昼と夜は適量。おやつもほしがることはあまりないのでちゃんと自分でバランスをとっているようです。

朝食抜きで家族皆健康に☆

いきなり全く食べないのは難しくても、まずは内容を胃腸に負担をかけないものに変えてだんだんと量を減らしていけるといいですね。2週間くらいで心地よく感じられるようになると思います。

人間は飢餓に強い生き物。

恐れず、空腹を楽しむくらいに構えてぜひトライしてみてください♪

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夏こそお塩!

残暑お見舞い申し上げます。

まだまだ暑い日が続きますが、暑さが峠を超えた頃、体がだるいなぁと感じることはありませんか?

そんな時は塩不足かもしれません!

ためしに塩*をひとなめして。 おいしく感じたら、身体が塩を欲している証拠です。 

*精製塩ではなくてミネラルたっぷりの海の自然塩を

1日に必要な塩分量は体格にもよりますが、成人女性で10g*が目安です

*厚生労働省の設定する塩分摂取量は女性7.0g/日未満だそうですが…

これに汗で流れ出たものを補う必要があるので、夏だと2〜3割増で。

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10gはこれくらい

なぜ今日本人に病気の人が増えているのか?こんなにも熱中症で倒れる人が多くなっているのか?

塩を悪者扱いして遠ざけてしまったことが影響していると言います。

元来、私たちは塩なくして生きてはいけません。なぜなら体液は生理食塩水(塩分濃度0.85〜0.9%)であって、正常な塩分濃度を保つ必要があるから。 

塩が不足すると細胞に栄養が行き渡らず、全身の生理機能が低下してしまいます。そして、その人の身体の弱いところに症状があらわれる…それが病気です。

熱中症予防には水分補給ばかりが言われますが、実は塩などのミネラル補給が大切です。

汗をかくと水分だけでなくて、ミネラル分が失われるから。それに、水を飲むだけでは体液の濃度が薄まるため、一定程度飲むとそれ以上は飲めなくなってしまいます。

◎ミネラルたっぷりの自然塩で塩むすびを握ったり

◎しょっぱいお味噌汁を飲んだり

◎梅干しをたたいて和え物を一品添えたり

◎塩もみしたお野菜やぬか漬けを添えたり

塩が足りないなぁと感じたら意識的に摂ってみるといいですね。

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私は小袋に塩を入れて持ち歩いていて、疲れたな、汗かいたな、なんだかすっきりしないなぁと感じたらひとなめ。いつもお塩に助けられています♪ 

夏休みもあと少し。お塩が足りているか確認して、ご家族ぜひお元気でお過ごしください。