脱☆白砂糖作戦

先日の話(ちょっと恐い白砂糖の話)の続きです。

では、白砂糖を控えるにはどうしたらよいのでしょう??

  • 主食を玄米や雑穀米にする

理想は砂糖を欲しない身体になること

砂糖を欲しない身体になるには、主食を白米から玄米や雑穀米に変えて栄養失調状態から脱すること。これがいちばん無理なく砂糖中毒から脱する方法です。

お砂糖だけではなくて、食べ過ぎや肉食傾向からも脱することができるので、根本的に食生活を見直したい方にはまず主食の見直しがおすすめです。

玄米ご飯DSC00852

以前の記事もご参考に⇒主食について(玄米のちから)主食について(白米の弊害)

  • 塩をしっかりとる

塩が足りない場合にも砂糖を欲してしまいがち。

体液は生理食塩水であり、塩分濃度を一定にして身体の生理機能を保っています。ところが、塩が足りないと身体が訴えたとき、甘いもの好きな人はついつい砂糖をとってしまいがちです。

塩が必要なところに砂糖を補ってしまう、、ここを間違えると身体は狂っていきます。

甘いものほしいなぁと頭で思ったとき、ミネラルたっぷりの自然塩をひとなめすると案外落ち着くものですよ。だまされたと思って一度お試しください^^

IMG_20160821_154110

参考記事⇒夏こそお塩!

  • 代替の甘味を使う

そうは言っても、甘く味つけたいお料理やお菓子もありますよね。

そんな時は白砂糖のかわりに甘酒やメイプルシロップ、ハチミツを使うといいと思います。

ご飯づくりには基本的に砂糖は使わず、お菓子やパン作りで砂糖を使う場合にはなるべくミネラル分のある黒砂糖や粗製糖を。ドライフルーツを加えてもより砂糖を控えることができると思います。

参考記事⇒塩麹・甘麹の使い方小豆で甘酒&あんづくり

 

先日のこと、全身の倦怠感と局所的な頭痛に見舞われたのですが、どうしたかなぁと振り返るとその前々日に食べた砂糖菓子が原因と思い当たりました。

IMG_20160905_223608

いただきものの冬瓜の砂糖漬け(ミャンマーでは利尿作用があって腎臓によい健康食品とされているよう)と賞味期限の近かったクッキーを同じ日に食べてしまったのです。許容量をオーバーしてしまい、身体に大きなツケが回ってきました💦

食べたものが血となり細胞となる。これは本当ですね。

主人には、砂糖ぐらいで身体がおかしくなるなんて弱すぎると喝を入れられましたが、若い頃よりずいぶんと身体が敏感になってきているよう。数日甘いものは口にしたくなくなって私の体、ごめんね、と謝って少食に徹してデトックスしました。

砂糖+αのせいで身体が相当酸性に傾いていたようで、梅干(アルカリ食品)を食べてもいつもより酸っぱく感じられないくらい。でも、梅干一粒で”あぁ、これで中和されたなぁ”と感じてスッキリよくなりました!梅干のちからはすごいです。

自分の身体の声を聴くこと。甘いものを本当に身体がほしがっているのか、頭で考えずに身体で感じてみること。これが大切かもしれませんね。

みなさんの脱☆白砂糖作戦がうまくいきますように。微力ながらこちらのブログやお話し会でこれからもお伝えしていきたいと思います。

ちょっと恐い白砂糖の話

甘いものが好きでやめられない、ということはないでしょうか?

IMG_20160901_133623

よくないとはわかっていてもつい・・

子どもも喜ぶのでつい・・

ちょっと耳の痛い話ですが、お子さまの食習慣を考える上でとても大切なことなのでお伝えしたいと思います。

チョコレート、アイスクリーム、菓子パンにケーキやクッキー、おまんじゅう、キャンディー、清涼飲料水などなど、私たちの周りには砂糖のたくさん入ったお菓子があふれています。

でも、砂糖、それも精製された白砂糖をとり過ぎると身体は一体どうなってしまうのでしょう? 

砂糖をとり過ぎると・・

カルシウム不足に

まず、砂糖をとり過ぎるとカルシウムが奪われます!!

(砂糖が血液を酸性に傾かせるるため、身体がこれを中和させようとして予備アルカリとしてカルシウムを動員するため。)

特に妊娠中のお母さんや成長期のお子さんにとってカルシウムが奪われるというのは一大事。

カルシウムが欠乏すると骨や歯への身体的な影響はもちろん、神経過敏になってイライラしたり落ち着きがなくなります。

また、恐ろしい話ですが、親うさぎに体重のわずか0.05%の砂糖を与えるだけで、子うさぎは奇形となり、人間も同様に砂糖をとり過ぎてカルシウム欠乏となった母親から生まれた子どもは小児マヒなどにかかりやすいと言います。 

母親の砂糖のとり過ぎが原因で子どもに障害が出てしまう可能性も。妊娠中や授乳期の女性は特に注意してもらいたいと思います。

ミネラル・ビタミン類不足に

砂糖は腸内で分解されてブドウ糖や果糖などの単糖類になって吸収されますが、単糖類はそれぞれの分解過程でたくさんのミネラルやビタミン類を消費してエネルギーを生産します。結果、ミネラル・ビタミン類不足に陥ります。

ミネラルやビタミンは代謝に重要な働きをする物質ですが、体内で合成できないため食事で補う必要があります。野菜などを熱心に食べる前に、甘いものを控えてミネラルやビタミンを浪費しないことが肝心と言えそうです。

●胃腸の機能低下

空腹時に甘いものをとると空腹感がなくなったという経験はないでしょうか?

これは、胃の収縮運動が急に弱まるから(糖反射)。つまりは胃がマヒしてしまうからです。

お腹すいた~という子に甘いものを少し与えると、急に食欲がなくなってご飯を食べなくなってしまったという経験はないでしょうか?

そして、ご飯をちゃんと食べずにまたお腹がすいて間食をとる。それがまた甘いものだったりしたら、またご飯時には空腹感がなくなって食べられなくなる。。そんな悪循環に陥ってしまいます。

ご飯が主でおやつはあくまでも補食。どうしても子どもがお腹すいたよという時には、甘いものではなくてご飯の妨げにならないものを補ってあげるとよいかと思います。

「あめちゃんくらいなら大丈夫だろう」、「ジュースだったらお腹いっぱいになるわけないから大丈夫」などと思わずに、間食の内容には十分に気をつけたいところですね。

この他にも砂糖のとり過ぎは冷え性や肝臓の機能低下の原因になったり、血管にダメージを与えるなどいろいろ。

こんな恐いことを知ってしまうと、もう砂糖を食べたくなくなると思いきや、甘いもの好きは一種の中毒症状。そう簡単にやめられるものではないと思います。

そんな私もかつては机の引き出しにチョコレートを忍ばせていたほどの甘いもの好き。食習慣を変えたことで今では中毒的な欲求はなくなりました。

どうしたら無理なく砂糖を減らしていけるのか、またご紹介させてくださいね。

To be continued:)

DSC02975

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小豆で甘酒&あんづくり


来月の”塩麹・甘酒づくりの会”に向けて甘味メニューの試作中です♪

麹があればお砂糖いらず。

ふかしたサツマイモから作った甘酒から芋ようかんができたり。

芋ようかん

今回はやわらかく煮た小豆を使って小豆の甘酒を。

IMG_20160824_232037

普通の甘酒づくりと同じ要領で小豆に麹を加えて保温するだけ。お砂糖をたくさん使うのが悩みどころの餡作りも、麹を使えば自然な甘みが楽しめます。

IMG_20160824_232121

ミキサーでなめらかにして、水ようかんとココナツミルクを加えたノンシュガーのアイスを作ってみました。

DSC03892

出来上がりは上々♪

小豆2

水ようかんも好評でした💛

麹の働きでできた自然な甘味なら身体にやさしくて安心。

ほんのりとした甘さが心地よく感じて、味覚も正常に保たれるのだと思います。 

 

甘酒を使ったおやつづくり。

麹がデンプン質を糖化して甘くしてくれるので、米ベースの普通の甘酒ばかりでなくて、さつまいも麹、小豆麹、かぼちゃ麹などなど。

デンプン質の多い、とうもろこしやひよこ豆でもできそうですね。

いろいろ試してみたいと思います^^

 

夏こそお塩!

残暑お見舞い申し上げます。

まだまだ暑い日が続きますが、暑さが峠を超えた頃、体がだるいなぁと感じることはありませんか?

そんな時は塩不足かもしれません!

ためしに塩*をひとなめして。 おいしく感じたら、身体が塩を欲している証拠です。 

*精製塩ではなくてミネラルたっぷりの海の自然塩を

1日に必要な塩分量は体格にもよりますが、成人女性で10g*が目安です

*厚生労働省の設定する塩分摂取量は女性7.0g/日未満だそうですが…

これに汗で流れ出たものを補う必要があるので、夏だと2〜3割増で。

IMG_20160821_131218 

10gはこれくらい

なぜ今日本人に病気の人が増えているのか?こんなにも熱中症で倒れる人が多くなっているのか?

塩を悪者扱いして遠ざけてしまったことが影響していると言います。

元来、私たちは塩なくして生きてはいけません。なぜなら体液は生理食塩水(塩分濃度0.85〜0.9%)であって、正常な塩分濃度を保つ必要があるから。 

塩が不足すると細胞に栄養が行き渡らず、全身の生理機能が低下してしまいます。そして、その人の身体の弱いところに症状があらわれる…それが病気です。

熱中症予防には水分補給ばかりが言われますが、実は塩などのミネラル補給が大切です。

汗をかくと水分だけでなくて、ミネラル分が失われるから。それに、水を飲むだけでは体液の濃度が薄まるため、一定程度飲むとそれ以上は飲めなくなってしまいます。

◎ミネラルたっぷりの自然塩で塩むすびを握ったり

◎しょっぱいお味噌汁を飲んだり

◎梅干しをたたいて和え物を一品添えたり

◎塩もみしたお野菜やぬか漬けを添えたり

塩が足りないなぁと感じたら意識的に摂ってみるといいですね。

 IMG_20160821_154110

私は小袋に塩を入れて持ち歩いていて、疲れたな、汗かいたな、なんだかすっきりしないなぁと感じたらひとなめ。いつもお塩に助けられています♪ 

夏休みもあと少し。お塩が足りているか確認して、ご家族ぜひお元気でお過ごしください。

 

【開催レポ♪】親子で味噌づくり

夏休みまっただ中ですね。昨日はお子さんたちと一緒に味噌づくりを楽しみました。

集まってくださったのは4人のお母さまと6人の元気のいい子どもたち!

とってもにぎやかでお話しはじっくりとはいきませんでしたが、子どもたちにも楽しんでもらえたようです。IMG_20160812_140350はりきって仕込んでいる様子。子どもたちは遊んだり味噌づくりをしたり、自由です^^IMG_20160812_140446お母さんと一緒に大豆つぶし

IMG_20160812_140423

仕込み後のお昼はいっぱいのおむすびとひよこ豆のコロッケ、ひよこ豆豆腐に塩麹の和え物などなど(おかずは撮り忘れました💦)。

手の込んだお料理、と褒めていただきましたが、お子さん向けに作ったひよこ豆のコロッケ以外はシンプルなものばかりです。

麹さえあれば料理は楽々♪

麹が素材のうまみを引き出して味に奥行きを与えてくれます。

9月からスタートする新講座「塩麹・甘酒づくりの会」では、ご一緒に塩麹と甘酒を仕込んで塩麹と甘酒を使ったご飯づくりをご紹介しますので、こちらもぜひ☆

続きを読む 【開催レポ♪】親子で味噌づくり

ゆっくりゆっくりの重ね煮


ついつい時間優先で料理してしまう主婦のみなさん!(私も含めて)

少し時間のある時は、心落ち着けてゆっくりゆっくり、重ね煮を作ってみませんか?

陰→陽の順序に材料を重ねて、いちばん上に美味しいお塩をパラパラ(味噌汁の場合は味噌を重ねて)

ふた付きの鍋にもどした干しシイタケを入れます。IMG_20160805_132710

②その上にもどした切り干し大根を重ねます。IMG_20160805_132739

③さらにニンジンを重ねて塩をふり、ふたをしてごく弱火にかけます。IMG_20160805_132756

水はすこーしだけ入れて(上級者は入れずに)ごく弱火にかけてじっくりと火を入れていきます。

だいたい20分くらいでしょうか。ゆっくりゆっくり煮ていくと、途中で甘くてやわらかい香りに変わる瞬間があります。

鍋の様子によーく耳を傾けて…「今!」というときにお醤油を入れて混ぜてもうひと煮。23回に分けてお醤油を加えれば出来上がりです。

IMG_20160805_132812

それぞれの野菜の持つ性質が対流し、調和して甘味を引き出してくれる重ね煮。

おかげでお砂糖やみりんを使っていないとは信じられないほど、それは甘くてやさしいお味に仕上がります。

陰陽の順序さえ守ればお野菜は何種類でも重ねて。

一番シンプルな重ね煮をご紹介しますね♪

 【切り干し大根の重ね煮】

  •    重ね塩
  • (陽)にんじん
  •  ↕ 切り干し大根
  • (陰)干しシイタケ←底

【重ね煮の味噌汁】

  •    重ね味噌
  • (陽)にんじん
  •  ↕ 玉ねぎ
  • (陰)干しシイタケ←底

重ね煮DSC02222

重ね煮味噌汁

陰陽のエネルギーの対流から生まれた重ね煮はもはや小宇宙の世界。だし要らずで時間はかかっても簡単でエコな調理法です。

ゆっくりゆっくり、作ってみてくださいね。

主食について(スーパーフード☆酵素玄米ご飯)

酵素玄米との出会いは今から10年前、息子を助産院で出産したときのことです。

産後初めて口にしたものーーそれが、酵素玄米がゆでした。身体中にエネルギーが送られるのを感じていただいたことをよく覚えています。

「酵素玄米」はその名のとおり酵素をたっぷり含んだ玄米ご飯のこと。

「寝かせ玄米」とも呼ばれるようで、そのパワーの秘密は保温状態で玄米を寝かせて、発酵させることにあります。酵素は熱に弱いのでは?と不思議に思われるかもしれませんが、酵素の中には熱に強いものも💡

玄米の胚芽の部分は、熱や乾燥に強い厚い膜を作ることで菌や酵素を休眠状態にして守っていて、それが保温状態の中で少しずつ活性化されていくのだと言います。だから日が経つにつれて消化がよくなり、食感ももちもちに変化していくのですね♪

胃腸が弱くて玄米はちょっと、、とあきらめていた方、酵素玄米なら消化もとてもいいのでオススメです。それに、続けて食べるとデトックス効果を実感されることと思います。

以下、作り方をご紹介します。

【材料】

  • 玄米  5
  • 小豆  1/4カップ
  • 自然塩 小さじ1
  • 水   77.5 

【手順】

  1. 玄米は一晩浸水しておく。
  2. 材料をすべて入れてかき混ぜ、玄米を炊く。(圧力鍋炊きがおすすめ)酵素玄米miniDSC02322
  3. 炊飯器に移して保温スイッチをONに。日に一度かきまぜる。酵素玄米DSC02323

3日目から食べごろに。45日あたりが美味しくいただけます。酵素玄米mini

見た目も食感もまるでお赤飯のよう☆

炊飯器はしばらく占領されますが、炊飯器に常にご飯があるという安心感。夏休み、急にお腹すいたーと言われたときにも焦らずにすみそうですね^^酵素玄米miniDSC02326

1日1回かきまぜれば、半永久的に保存することができるという酵素玄米。

玄米ご飯だけでも完全食であるのに、それを超えた、まさにスーパーフード!!と言えると思います。

余裕があるときにまとめて作って夏を元気に乗り切りましょう♪

 

 

主食が主役☆楽々お弁当づくり

ごくフツーのお弁当でご説明するまでもないですが・・どれもご飯(おむすび)が主役のお弁当です。

IMG20160603072654

お弁当2 

「ご飯は玄米や分づき米、または雑穀米に」

「ご飯を基本にして出来合いのものは使わない」

これだけで十分と思います。

人間の歯の並びから考えると、主食と副食の割合は2:1が適正といいます(日の丸弁当のイメージです)。

いま盛んに言われている糖質制限食と相反するのでは?と思われるかもしれませんが、玄米ならGI値*が低いため、食後に急激に血糖値を上げる心配もありません。

*GI(Glycemic Index)値とは?:血糖値の上昇率を表す指標。玄米が55なのに対して白米は88、食パンは95で高GI値食品とされている。

おかずはより簡素に、ご飯の割合をもっと増やすのが理想ですね。 

お昼時に「いまごろお弁当食べてるかなぁ」と想像したり、帰ってから「お弁当おいしかった!」と聞くのも喜びのひとつ。 

離れていてもお弁当を通じてつながる思いーお弁当は母と子、または旦那さんとの大切な愛情確認手段でもありますね。

めざすはよりシンプルで豊かなお弁当☆

そろそろ夏休み。いつもは学校の給食頼みのワーキングマザーにとってはお弁当作りのプレッシャーを感じてしまう時期と思います(かつての私がそうでした💦)

でも、あれもこれもと考えずに、主食を大切にすることでお弁当作りは楽々に♪

世のお母さん方、少し力を抜いてゆったりとお弁当づくりをしていきましょう。

主食について(玄米のちから)

主食について、日が空きましたが玄米のことを少しご紹介させてください。(前記事はこちら→「主食について(白米の弊害)」)

玄米2DSC01881

「玄米は身体にいいとは聞くけれど、本当にいいの?」「消化力が未熟な子どもたちにはまだ早いのでは?」「おいしく炊けないのでは?」

などなど。なんとなくよいとはわかっていても、なかなか取り入れられずにいる方が多いかもしれません。

 

玄米の特徴としてまず挙げられるのは、「生きている」ということ。

その証拠に水につけると発芽します。生きているので酸化しにくく、カビも生えません!

そして、微量栄養素が豊富」なこと。

微量栄養素とは、ビタミンやミネラル等、体を維持するために欠かせない、しかしながら人間の体内ではつくり出すことができない、というとても大切な栄養素です。発育を促したり、免疫・生殖系に必要な酵素やホルモンを体内で生成する上で不可欠とされていて、特に成長期や妊娠中に摂取量が不足すると、その影響が深刻になると言われています。

それに、繊維が豊富で「排毒作用がある」ということ。

腸をきれいに保ち、不要なものはしっかり排出していく。これは特に今の日本を健康に生き抜くためのポイントになると言えそうです。

 玄米おにぎり

長崎で自らも被爆しながら被爆者の治療に携わった秋月医師の話はご存知でしょうか?

今の時代を生き抜く知恵として、大切なことを教えてくれているのでご以下、ご紹介しますね。 

被爆後、秋月医師が周りの人に下した指示は次のようなものであったそうです。

  • 玄米を食べること
  • ワカメの味噌汁を食べること
  • 甘いものは口にせず、塩を摂ること

これを実践した人々はだれも原爆症を発症せずに助かったと言います。

なぜでしょうか?

  • 玄米やワカメが放射能物質を体外に排出し、発酵食品である味噌が腸の働きを助け、浄血、造血を促したから。
  • 砂糖を控えたことによって、砂糖の消化のため体内から奪われてしまうカルシウムやビタミンB1などの微量栄養素を浪費せずに済んだから。

などが理由として考えられます。

日々、食べるものが血となり細胞となり、身体を作ってくれます。

五年後、十年後、日本の子どもたちが元気にいられるように玄米を主食にして毎日味噌汁を食べること。甘いものは控えて、良質の自然塩を摂ること。

やはり主食は玄米だなぁと思うのです。

玄米2DSC01764

【開催レポ♪】7月8日味噌づくりの会


一昨日の金曜日、5名の方をお迎えしてヤンゴンで初めてとなる味噌づくりの会を開催しました。

約1ケ月前にGreen hillさんにご協力をいただいてご参加者を募ったところ、すぐにお申し込みが。そんな風にご参加を決めてくださった方々にお越しいただけると思うと、ありがたくて始まる前から胸がいっぱいになっていました。

ご参加のきっかけをお尋ねしたところ、海外にいらっしゃるだけあって「味噌が簡単に手に入らないので自分で作れるようになりたい」というお答えが多くて、皆さん真剣に。そして楽しんで仕込んでおられました。

IMG_20160710_010510

こちらでも日本の味噌を置いているスーパーはわずかにありますが、これまで目にしたのは酒精等で発酵が止められているもの。本物の発酵食品としての味噌は手に入りません。

でも、麹と大豆と塩があれば味噌はどこでも簡単に仕込めるもの♪

作り方をお伝えして、今後は常温で長期保存できる乾燥こうじだけ日本で調達されることをおすすめしました。

乾燥こうじさえあればこの先どんな国へ行かれてもご自分で味噌はもちろん、塩麹や甘酒も作ることができて心強いと思います。

IMG_20160710_010659

皆さんのお味噌。輝いています☆

味噌づくりの後はおむすびを囲んでのお話し会を。

IMG_20160710_010830

メニューはおむすびの他、だしを使わずに作ったお味噌汁、塩麹の和え物2種、ひよこ豆豆腐とそのおからコロッケなど

素朴なものばかりでしたが、どれも素材の味が生きている♪と喜んで召し上がっていただけました。

話題は味噌の話から望ましい食習慣、西式健康法のご紹介など、いろいろなことに及んであっという間に時間に。皆さんとご一緒できて私自身もとても楽しいひと時となりました。

食を大切にしてご家族で健やかに。塩麹や甘酒も作ってみたいという嬉しいご希望もうかがって、またわくわくと企画していきたいと思います。

ご参加の皆さま、ありがとうございました(^^)