日本の食材を調達するぞ~とはりきって出かけた割には買ってきたのはたったこれだけ。
そんなシンプルな生活が身についてしまったようです。
7月に初めて味噌づくりの会を開いてから早5ヶ月。この間味噌づくり7回、塩麹・甘酒づくり4回、そして玄米を食べよう会1回の計12回の講座を開催して、のべ50人以上の方々にご参加いただくことができました。
ほとんど知り合いのいなかったこの地において、募集に力を貸してくださったOrganic green hillさん、口コミでご友人に紹介してくださったご参加者の方々に心から感謝いたします。
4月にヤンゴンにやってきてからしばらくは一人で黙々と麹を仕込んでは味噌づくりをする日々でしたが、講座を通じて多くの方々に出会い、毎回いろいろな刺激をもらって確実にこちらでの生活が楽しくなってきています。
さて、みそキッチン新年開講講座のご案内です。毎回木曜日に実施していた当講座ですが、木曜日は予定があって参加できない〜というお声も聞くため、一部火曜開催の講座を設けます。これまでご都合が合わなかったという方もこの機会にご参加いただけるとうれしいです。
【講座日程】
●2017年1月
①ご経験者向け味噌づくりの会 1月12日(木)10:00-12:00《満席》
②味噌づくりの会 1月26日(木)10:00-12:30《満席》
●2017年2月
来年もみそキッチンをどうぞよろしくお願いします♪
昨日は年内最後の開催となる“塩麹・甘酒づくりの会”でした。
当初は手探りではじめたこの会も回を重ねること4回。
メニューも少しずつ変遷して、彩りよくバランスのとれた食卓となりました。
塩麹・甘酒を使ったメニューには作りおきできる(保存しておける)ものがたくさん。
当日は切って並べるだけというものも多いので、品数を作っても意外とバタバタせずにすみます。
調理が必要なものも予め漬けておくだけで驚くほど簡単に♪
素材のうまみや栄養価もアップしてくれる♪
消化吸収もよくしてくれる♪
ホンモノの発酵調味料ならではのよさ、一度知るときっと手放せなくなってしまうと思います。
会では、麹のこと、発酵調味料のはたらきや調味料の選び方などをお伝えして、ではどうすれば酵素を最大限生かした状態で取り入れられるのか、実際の調理例をご紹介しました。
温度管理が意外と難しい甘酒については数々の失敗から学んだ温度管理のコツや甘みを増す方法をお伝えして。
皆さん熱心に耳を傾けてくださって、私も楽しくて充実感でいっぱいに。今年を締めくくってくれる楽しい会となりました。
メニューの一例をご紹介しますね。
イチゴ甘酒
こちらでも今が旬のイチゴ。パッションフルーツの甘酒もお出ししましたが、甘酒は酸味のあるフルーツとの相性が最高です。
こんにゃくと豆腐の塩麹漬け
塩麹に漬け込むだけで豆腐はチーズのように、こんにゃくはさしみこんにゃくのように変身します。
いんげんの甘酒胡麻和え
地味ながら人気の一品。しっかり甘みがあって食べやすいと好評でした。
甘酒キムチ
ミャンマーで定番の干しエビの粉末を入れて旨味アップ。より普通のキムチに近づきました。
小豆甘酒ココナツアイス
定番となりつつあるこのアイス。お店のものより美味しい♡というお声もあっておかわりしていただきました。
塩麹と甘酒をフル活用して皆さんのご家庭の食卓がますます豊かで健康的なものになりますように♪
ご参加の皆様、ありがとうございました。
昨日ははじめての“塩麹・甘酒づくりの会”でした。
お集まりいただいたのは以前に味噌づくりの会に参加された方ばかり。
もう一度参加しようと思ってくださった、そのお気持ちがとてもうれしくて、私自身この日を心待ちにしていました。
塩麹と甘酒、どちらも最も手軽に短期間でできる発酵食品ですが、会の準備を進めるにつれその恵みのすばらしさにあらためて気づかされることに💡
麹を生み出してくれる麹菌は日本独自の菌で日本の宝です。
不自然なものにあふれて不安も多い今の世の中ですが、日本古来の叡智、麹のパワーがあればきっと大丈夫。
そんな確信を持って、味噌だけでなくて麹の発酵食品の輪をどんどん広げていきたいとの思いが湧き上がってくるようでした↑↑
さて、会では甘酒の仕込み方をご紹介して塩麹をご一緒に仕込みました。
塩麹はあっっ!という間にできるので時間が余るかと思っていたら、気づけば時間をオーバー💦
麹のこと、体内に限りある酵素のこと、何より大切な腸のことなどたくさんお話しをして楽しいひとときでした。
今回のメニューは・・・
キウイ甘酒からスタート☆
塩麹卵&塩麹豆腐のカナッペ
しろ菜の玉ねぎ甘酒ドレッシング
いんげんの甘酒ごまあえetc.
デザートには小豆甘酒のおぜんざいと2色アイスを。
ひとつはココナツミルクを、もうひとつには豆乳ヨーグルトをまぜて、砂糖&乳製品不使用のうれしいアイスです。
かわいいお子さまも小さなお口で一生懸命もぐもぐと。ママの分がなくなる勢いでしたから気に入ってもらえたようです。笑
しろ菜サラダ(玉ねぎ甘酒ドレッシング)や塩麹卵&塩麹豆腐のカナッペ、レンコン甘酒きんぴら、甘酒キムチが人気だったでしょうか。
料理は決して得意なわけではなく、手のこんだものはできないのですが、麹のお陰で料理の腕前があがった気分に♪
簡単で美味しくって身体の強い味方の麹料理、お料理が苦手な方にももっと知っていただきいなと思います。
ご参加いただきました皆様、今回もありがとうございました。
塩麹と甘酒を日々の食卓に取り入れてご家族皆健康に。
麹料理の世界を楽しんでくださいね♪
**************************************************
10月の講座予定(※①②とも満席となっております)
①味噌づくりの会
【日時】2016年10月6日(木)10:00~12:30
【内容】味噌づくり、お話し会(おむすび&味噌汁の軽食付)
【定員】5名様
②塩麹・甘酒づくりの会
【日時】2016年10月27日(木)10:00~12:30
【内容】塩麹&甘酒づくり、お話し会(麹を使ったごはんの軽食付)
【定員】5名様
**************************************************
来月の”塩麹・甘酒づくりの会”に向けて甘味メニューの試作中です♪
麹があればお砂糖いらず。
ふかしたサツマイモから作った甘酒から芋ようかんができたり。
今回はやわらかく煮た小豆を使って小豆の甘酒を。
普通の甘酒づくりと同じ要領で小豆に麹を加えて保温するだけ。お砂糖をたくさん使うのが悩みどころの餡作りも、麹を使えば自然な甘みが楽しめます。
ミキサーでなめらかにして、水ようかんとココナツミルクを加えたノンシュガーのアイスを作ってみました。
出来上がりは上々♪
水ようかんも好評でした💛
麹の働きでできた自然な甘味なら身体にやさしくて安心。
ほんのりとした甘さが心地よく感じて、味覚も正常に保たれるのだと思います。
甘酒を使ったおやつづくり。
麹がデンプン質を糖化して甘くしてくれるので、米ベースの普通の甘酒ばかりでなくて、さつまいも麹、小豆麹、かぼちゃ麹などなど。
デンプン質の多い、とうもろこしやひよこ豆でもできそうですね。
いろいろ試してみたいと思います^^