主食について(スーパーフード☆酵素玄米ご飯)

酵素玄米との出会いは今から10年前、息子を助産院で出産したときのことです。

産後初めて口にしたものーーそれが、酵素玄米がゆでした。身体中にエネルギーが送られるのを感じていただいたことをよく覚えています。

「酵素玄米」はその名のとおり酵素をたっぷり含んだ玄米ご飯のこと。

「寝かせ玄米」とも呼ばれるようで、そのパワーの秘密は保温状態で玄米を寝かせて、発酵させることにあります。酵素は熱に弱いのでは?と不思議に思われるかもしれませんが、酵素の中には熱に強いものも💡

玄米の胚芽の部分は、熱や乾燥に強い厚い膜を作ることで菌や酵素を休眠状態にして守っていて、それが保温状態の中で少しずつ活性化されていくのだと言います。だから日が経つにつれて消化がよくなり、食感ももちもちに変化していくのですね♪

胃腸が弱くて玄米はちょっと、、とあきらめていた方、酵素玄米なら消化もとてもいいのでオススメです。それに、続けて食べるとデトックス効果を実感されることと思います。

以下、作り方をご紹介します。

【材料】

  • 玄米  5
  • 小豆  1/4カップ
  • 自然塩 小さじ1
  • 水   77.5 

【手順】

  1. 玄米は一晩浸水しておく。
  2. 材料をすべて入れてかき混ぜ、玄米を炊く。(圧力鍋炊きがおすすめ)酵素玄米miniDSC02322
  3. 炊飯器に移して保温スイッチをONに。日に一度かきまぜる。酵素玄米DSC02323

3日目から食べごろに。45日あたりが美味しくいただけます。酵素玄米mini

見た目も食感もまるでお赤飯のよう☆

炊飯器はしばらく占領されますが、炊飯器に常にご飯があるという安心感。夏休み、急にお腹すいたーと言われたときにも焦らずにすみそうですね^^酵素玄米miniDSC02326

1日1回かきまぜれば、半永久的に保存することができるという酵素玄米。

玄米ご飯だけでも完全食であるのに、それを超えた、まさにスーパーフード!!と言えると思います。

余裕があるときにまとめて作って夏を元気に乗り切りましょう♪

 

 

主食が主役☆楽々お弁当づくり

ごくフツーのお弁当でご説明するまでもないですが・・どれもご飯(おむすび)が主役のお弁当です。

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お弁当2 

「ご飯は玄米や分づき米、または雑穀米に」

「ご飯を基本にして出来合いのものは使わない」

これだけで十分と思います。

人間の歯の並びから考えると、主食と副食の割合は2:1が適正といいます(日の丸弁当のイメージです)。

いま盛んに言われている糖質制限食と相反するのでは?と思われるかもしれませんが、玄米ならGI値*が低いため、食後に急激に血糖値を上げる心配もありません。

*GI(Glycemic Index)値とは?:血糖値の上昇率を表す指標。玄米が55なのに対して白米は88、食パンは95で高GI値食品とされている。

おかずはより簡素に、ご飯の割合をもっと増やすのが理想ですね。 

お昼時に「いまごろお弁当食べてるかなぁ」と想像したり、帰ってから「お弁当おいしかった!」と聞くのも喜びのひとつ。 

離れていてもお弁当を通じてつながる思いーお弁当は母と子、または旦那さんとの大切な愛情確認手段でもありますね。

めざすはよりシンプルで豊かなお弁当☆

そろそろ夏休み。いつもは学校の給食頼みのワーキングマザーにとってはお弁当作りのプレッシャーを感じてしまう時期と思います(かつての私がそうでした💦)

でも、あれもこれもと考えずに、主食を大切にすることでお弁当作りは楽々に♪

世のお母さん方、少し力を抜いてゆったりとお弁当づくりをしていきましょう。

主食について(玄米のちから)

主食について、日が空きましたが玄米のことを少しご紹介させてください。(前記事はこちら→「主食について(白米の弊害)」)

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「玄米は身体にいいとは聞くけれど、本当にいいの?」「消化力が未熟な子どもたちにはまだ早いのでは?」「おいしく炊けないのでは?」

などなど。なんとなくよいとはわかっていても、なかなか取り入れられずにいる方が多いかもしれません。

 

玄米の特徴としてまず挙げられるのは、「生きている」ということ。

その証拠に水につけると発芽します。生きているので酸化しにくく、カビも生えません!

そして、微量栄養素が豊富」なこと。

微量栄養素とは、ビタミンやミネラル等、体を維持するために欠かせない、しかしながら人間の体内ではつくり出すことができない、というとても大切な栄養素です。発育を促したり、免疫・生殖系に必要な酵素やホルモンを体内で生成する上で不可欠とされていて、特に成長期や妊娠中に摂取量が不足すると、その影響が深刻になると言われています。

それに、繊維が豊富で「排毒作用がある」ということ。

腸をきれいに保ち、不要なものはしっかり排出していく。これは特に今の日本を健康に生き抜くためのポイントになると言えそうです。

 玄米おにぎり

長崎で自らも被爆しながら被爆者の治療に携わった秋月医師の話はご存知でしょうか?

今の時代を生き抜く知恵として、大切なことを教えてくれているのでご以下、ご紹介しますね。 

被爆後、秋月医師が周りの人に下した指示は次のようなものであったそうです。

  • 玄米を食べること
  • ワカメの味噌汁を食べること
  • 甘いものは口にせず、塩を摂ること

これを実践した人々はだれも原爆症を発症せずに助かったと言います。

なぜでしょうか?

  • 玄米やワカメが放射能物質を体外に排出し、発酵食品である味噌が腸の働きを助け、浄血、造血を促したから。
  • 砂糖を控えたことによって、砂糖の消化のため体内から奪われてしまうカルシウムやビタミンB1などの微量栄養素を浪費せずに済んだから。

などが理由として考えられます。

日々、食べるものが血となり細胞となり、身体を作ってくれます。

五年後、十年後、日本の子どもたちが元気にいられるように玄米を主食にして毎日味噌汁を食べること。甘いものは控えて、良質の自然塩を摂ること。

やはり主食は玄米だなぁと思うのです。

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【開催レポ♪】7月8日味噌づくりの会


一昨日の金曜日、5名の方をお迎えしてヤンゴンで初めてとなる味噌づくりの会を開催しました。

約1ケ月前にGreen hillさんにご協力をいただいてご参加者を募ったところ、すぐにお申し込みが。そんな風にご参加を決めてくださった方々にお越しいただけると思うと、ありがたくて始まる前から胸がいっぱいになっていました。

ご参加のきっかけをお尋ねしたところ、海外にいらっしゃるだけあって「味噌が簡単に手に入らないので自分で作れるようになりたい」というお答えが多くて、皆さん真剣に。そして楽しんで仕込んでおられました。

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こちらでも日本の味噌を置いているスーパーはわずかにありますが、これまで目にしたのは酒精等で発酵が止められているもの。本物の発酵食品としての味噌は手に入りません。

でも、麹と大豆と塩があれば味噌はどこでも簡単に仕込めるもの♪

作り方をお伝えして、今後は常温で長期保存できる乾燥こうじだけ日本で調達されることをおすすめしました。

乾燥こうじさえあればこの先どんな国へ行かれてもご自分で味噌はもちろん、塩麹や甘酒も作ることができて心強いと思います。

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皆さんのお味噌。輝いています☆

味噌づくりの後はおむすびを囲んでのお話し会を。

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メニューはおむすびの他、だしを使わずに作ったお味噌汁、塩麹の和え物2種、ひよこ豆豆腐とそのおからコロッケなど

素朴なものばかりでしたが、どれも素材の味が生きている♪と喜んで召し上がっていただけました。

話題は味噌の話から望ましい食習慣、西式健康法のご紹介など、いろいろなことに及んであっという間に時間に。皆さんとご一緒できて私自身もとても楽しいひと時となりました。

食を大切にしてご家族で健やかに。塩麹や甘酒も作ってみたいという嬉しいご希望もうかがって、またわくわくと企画していきたいと思います。

ご参加の皆さま、ありがとうございました(^^)

主食について(白米の弊害)

ようやく本題とも言える主食について。

日本では玄米が主食だったわが家ですが、こちらに来てから玄米が見つからなかったため、しばらく白米をいただいていました。どうやらミャンマーではあまり玄米を食べる習慣がないようなのです。

でも、スーパーで見かけた混合米には「Brown rice(玄米)」の表示が。

ワイルドライス

日本から赴任されている稲作の専門家の方に伺ってみても、玄米はこれしかないとのことなので、苦肉の策で混合米から普通米の玄米を選別していただくようになりました。

ワイルドライス3

赤米や緑色の米は豆のような味がしてご飯の風味を変えてしまうため選別するわけですが、手作業では限界が💦

ワイルドライス選別

結果、なかなか玄米100%とはいかず、2〜3割を白米に混ぜて炊く程度になっていますが、子どもたちが玄米を食べたい一心で手伝ってくれます(笑)

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お陰で食生活は安定の方向に。 

以下は主食が白米になって実際にわが家に起こったことです。

  • 食べても食べても満足できない。
  • ボリュームのあるおかずがほしくなる。
  • 間食しがちになる。

他にもありますが、これらは白米の弊害にほかなりません。

白米ばかり食べていると微量栄養素(ミネラル、ビタミン類)が不足して実は栄養失調状態に!また、白米はほとんどが糖質であるため急激に血糖値を上げますが、これは血糖の調整機能に負担をかけるだけでなく、中毒性が出てくるといいます(白米中毒)。

だから“もっと、もっと”と身体が要求するようになるのですね。

また、繊維質がとれないので便通も滞りがちになります

食べ過ぎな上に便通が滞ってしまうと、、

→腸は老廃物を溜め込んで。。ついには伸びて変形したり傷がついてしまったり。

→老廃物は腸内でアンモニア等の有毒ガスを発生させたり。

腸の状態は、全身の健康状態ばかりかメンタルにも影響を及ぼすものですから、白米の腸に与える弊害には見過ごせないものがあります。

毎食とはいかないかもしれませんが、ご家庭での食事では考えたいものですね。

主食の大切さ、とりわけ今、玄米が必要とされる理由については語り尽くせないのでまた続きを書かせてください。

 

 

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