もう、小麦は食べなくていい(小麦好き息子とグルテンフリー)

タイトルは息子の希望により、「小麦好き」と入れました^^

これまで麺類には目がなくてパスタやラーメン、うどんになると大盛りにして食べていた息子。

うどん
気になっていたものの、基本は家のご飯を食べているので大丈夫だろうと甘く見ていたのですが、なぜか家族で息子だけトイレが臭う・・。

後から聞けば2日間出ないこともあったというので、やや深刻な状態だったようです。

テニスプレイヤーのジョコビッチ選手の“食”については聞いたことがあるでしょうか?

ジョコビッチ選手は実家がピザ屋で子供の頃からピザがおやつ代わり。
セルビア出身の彼にとって、パンのない生活など考えられず、小麦をたくさん口にする日々だったようです。

彼は大会の優勝候補にのぼっては、大事な試合でことごとく調子を崩してコートで倒れてしまうこともあったり。
そのうち、技術的には十分なのに体力がないから勝てないと言われるようになります。

そんなある時、試合をテレビで見ていた医師が、彼の食事に問題があることを見抜いてグルテンフリーを提案します。

医師の提案は
「14日間、グルテンをとらないように」
たったこれだけのものでした。

自分でも体調管理できずに悩んでいたジョコビッチは半信半疑ながらも、その医師の言葉を実践します。

すると、、小麦をとらないようにして数日で、朝晴れ晴れした気持ちで目覚め、身体が軽く、頭がクリアで疲れ知らずの体になっていることに気づくのです。

一瞬の判断が勝敗を分ける、プロのテニスプレーヤーとして、感覚が研ぎ澄まされた彼は、その後次々とタイトルをものにするようになるという話です。(ご興味ある方は『ジョコビッチの生まれ変わる食事』を読んでみてくださいね)

一方の息子について、わが家はパン食の習慣はありませんが、ドーナツやクッキーも好き。麺類の他にもちょこちょことっていた小麦を完全に排除するのは難しいかな、と思ったのですが、ジョコビッチの話をした途端、ピンと来たのか「自分もグルテンフリーにする!」と言うので試してみることにしました。

宣言どおり、息子はグルテンフリーを14日間やってみて、さらに続けてもうひと月くらいになります。

もともと意志はつよい方ですが、それほど無理しているわけではなくて、グルテンフリーにすることで心地いい状態でいられることを知って、「元には戻りたくない」という気持ちが、そうさせているようです。

息子の場合、効果は3日ほどで現れて、1週間ほどでさらにはっきりとこんな変化を感じるようになりました。

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《グルテンフリーにして変化したこと》
 ○朝スッキリと目覚めるようになった。(目覚ましいらず)
 ○朝必ずお通じがある。(するっと出る感覚)
 ○日に2回お通じがある。
 ○便が全く臭わなくなった。
 ○第六感が冴え渡っている。(人が考えることもわかってしまうくらいw)
 ○大好きだったラーメンやうどんを食べたいと思わなくなった(トーストはたまに食べたくなる)。

青空

傍から見ていても、朝しゃきっと目覚めて、動作がキビキビしていたり、やる気がみなぎっていたりと変化が手にとるようにわかります。

「前のように戻りたくないから、もう、小麦は食べなくていい」

息子の決意は固いようなので、このまま応援したいと思います。

ガスや便が臭うという方は、腸内で食物が停滞して腐敗しているシグナル。腸内で有毒ガスが発生して腸内環境を悪化させ、さらには血液まで汚してしまいますから要注意です。

そんな時は試しに14日間のグルテンフリーを♫

こんなすばらしい変化が現れると思えば、試す価値があると思いますよ!

特製そば粉のピザ✨
息子特製☆そば粉のピザ

身体は9割、菌でできている☆

昨日は産後ドューラであり、グリーフケアアドバイザーの曽慶奈巳(そけいなみ)さんが主催するイベントで、ドキュメンタリー映画『マイクロバース』の上映&酵素玄米ランチを楽しんできました。
(マイクロバースとは造語のようなのですが、マイクロバイオーム(微生物叢)、つまり身体のなかの微生物の生態系、から来ているのではないかとのこと。)

ー産道を通って生まれてくること
ー生まれてすぐにお母さんの肌に接すること
ー母乳を飲むこと
最初にこれらを経験し、母親から必要な菌を受け取り、免疫の学習機会を得るかどうかが子どもたちにとって生涯の健康状態にかかわる。

さらに、人類の将来へも影響が及ぶ可能性があることを示唆する、そんな映画でした。

マクロレベルでは生態系が破壊され、バランスを失っていることが問題となっていますが、今、ミクロレベルでそれが個人の体内にも起きているのではないかと。

私たちの身体は90%が微生物(菌)で10%が哺乳類だそうです。
すなわち、体内には人体の細胞より多い微生物がいるということ。
私たちの身体の調和(健康)のカギは菌が担ってくれているといってもおかしくないと思います。

では、菌が減ると一体何が起こるのでしょうか?
生まれ方、育てられ方だけでなく、抗生剤、過度な予防接種、抗菌グッズ、不自然な食べ物などによって体内の菌は多様性を失い、バランスを崩してしまうことは想像に難くありません。

「私たちは菌と共生して、菌によって生かされている。
私たちは自然の中に生きている。自然の一部なんだ。」
そんな風に自然とつながっている感覚がわーっと湧いてきて、とても温かな気持ちになりました💖

これからお子さんを迎える方はなるべく自然なお産で、生まれたらすぐ赤ちゃんを直接胸で抱いて、母乳をたっぷりあげて。
でも、必ずしもそうできた方ばかりではないはずです。

今ここから。
☆大切な菌を殺さないこと。
必要以上に消毒しない、ケミカルなもので洗いすぎない(お湯シャン、温冷浴で汚れは十分落ちます)、抗生剤をむやみに使わない、農薬や添加物など不自然なものを取り込まないなど。

☆多様な菌を取り入れること。
泥んこ遊びをたっぷりさせて(ただし安全な土壌で。ここが東京でも微妙なところですが)、お母さんの手で握ったおむすびやお漬物、発酵食品を取り入れたり。

酵素玄米カフェmomoさんのランチもとっても美味しくて、奥が深いものでした。
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酵素玄米がおいしかっただけでなく、すべて50℃洗いの上、低温蒸しで下ごしらえされたというお料理の数々で、素材をさらに元気にしたような(うまく表現できませんが)、そんなエネルギーたっぷりの生きたご飯でした。

そんなご飯のせいか、今朝はとても目覚めがよくて日の出と同時に起きて、ピンクの朝焼けを眺めました。
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“私たちの身体は9割菌でできている”

このすばらしい話に背中を押してもらって、菌を増やしていけるような食生活、食習慣をこれからも全力で応援していきたいと思います♪

【開催レポ♪】6/17味噌づくりの会(+はじめての納豆づくり)

先日の日曜日のこと、味噌づくりの会を開催しました。
いつもと少し違ったのは、海外行きを控えた方が二組もいらしたこと。
納豆も是非!ということでしたので特別編です。

いつものように柔らかくてふくよかな大豆を使って楽々味噌づくりを終えた後、

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続けて納豆づくりのご紹介を。

納豆菌は強力なので、特に繊細な扱いは要らないのですが、雑菌が入らないようにあらかじめ器具を煮沸して、保温をしっかりすることが大切です。

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翌日(20時間後)、きれいに膜をはった糸引き納豆に仕上がりました♪

それから、実は食べすぎないことが大切。納豆は身体によいと思われがちですが(血栓予防などよいことは、よいのですが)、食べすぎると腸内でガスを発生させてかえって腸内環境を悪化させてしまいます。

お昼は味噌と麹づくしで。

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今回ご参加の方々は、少食や玄米食を実践されている方、お子さんの食事に気をつけておられる方など意識の高い方ばかりで、皆さんから学ぶことがたくさん。
皆で食に対する意識を高めあえたよい会でした。

ヤンゴンからご縁をいただいて久々にお会いした方は、まだ小さい赤ちゃんを連れてお越しくださいました。15295603953530
お母さんご自身が体を整えて食生活を徹底して授かったお子さん。

機嫌のよさ、落ち着き、好奇心にあふれて目をくるくると動かす様子。
どれをとっても素晴らしくて、食が及ぼした影響も大きいのではと感じました。
お母さんもニコニコで心の余裕が見られて素敵な調和♬

お母さんが食や身体を整えれば、お子さんの心も身体も安定して、ニコニコで子育てできるんだなぁと、とても微笑ましい光景でした。
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お味噌は5ヶ月後には食べごろに。
海を渡って異国の地で食べ頃を迎えるお味噌もあるのだなぁと思うと感慨深いものがあります。

美味しいお味噌に仕上がりますように💖
ご参加の皆様、ありがとうございました。

 

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鼻づまりの原因は?

新学期。新学年がスタートしましたね。

春休み中のこと、ご家族で鼻づまりがひどいと友人から相談を受けました。

なぜ鼻づまりがひどかったのか?
お子さんの素直な反応から、その原因が紐解かれ…
学びがありましたのでご紹介させてください(ご了承いただいて掲載します)。

「今までは花粉症と思わなかったのですが…子供達も同様に鼻詰まりがひどく。横になると特に詰まり、口呼吸になり口の中が乾燥し夜中に目覚めます。
春は、こういう時期って割り切っていましたが…今年は特に辛くて。
ひどい鼻詰まりになったら、どうやって手当てされていますか」

こんな相談だったのですが、

✔鼻詰まりも炎症の一種だから炎症を鎮めることが大切。
✔まずは少食にして肉類や甘いものを控えてみて。
子どもたちは特にジュースやアイスに気をつけて!

と伝えたところ、

最近、以前より甘いものを食べさせることが増えていたり、金曜日アイスチケットがソフトバンクから届くから食べに行ったり…

それで今年は私も鼻詰まりがきついとは…心当たりがありすぎです💦
〜(中略)子どもたちもアイスが好きで。

旅行で体を温めて、たくさん寝ても、鼻詰まりはひどくなったのは、当たり前だなぁ。
滞在先ホテルは、食べ放題。アイス、綿あめも自分で作れるし、私はケーキひと通り食べてたしみんなで暴飲暴食してきて。

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昨夜は、お粥と茹で野菜を出したら、子供達が、美味しい美味しい、と全ておかわり。
こういうご飯がやっぱり安心するって娘が言うので、驚きました。

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さらに、その後うれしい報告が。

鼻づまりは、花粉症発症ではなかったよう。治りました!

フルーツ少しで朝食抜きを夫と一緒に私も続けたら、ひどい鼻づまりは、改善。

もちろん、鼻水もたれるし横になると詰まることもあるけど、尋常じゃないレベルはなくなりました!

世の中の鼻づまりの人に、ためしてみて!といいたい気分です。」

朝食抜きは最も手軽で効果を感じやすい体質改善法。
友人のケースでも早く効果があらわれました。

お粥と茹で野菜を「おいしいおいしい」と言っておかわりした子どもたち。
「こういうご飯がやっぱり安心する」とお母さんに伝えてくれたお嬢さん。

子どもたちは素直で感覚が優れていて、すばらしいなと思います。

物理的な栄養の面だけでなくて、家庭の温かいご飯はきっと心の栄養にも。

お肉よりも、甘いものよりも、素朴なお母さんのご飯が何よりのごちそうということを教えてくれました。

 

家族の健康は母の手に。

 

春は毒出しの季節。
弱い部分から様々な症状が出ると思いますが、そこは慌てずにお休みモードから日常に戻して。

ご家族みなさんどうぞお元気にお過ごしください♪

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万病の元、活性酸素を減らすには(藤田紘一郎先生セミナーその2)

前記事の続きです。セミナーでは、腸内細菌の話から活性酸素の話へ。

“活性酸素”とは一体なんでしょうか?

活性酸素とは、強い酸化力を持つ酸素のこと。
身体に取り込んだ酸素の一部はエネルギー代謝の過程でこの活性酸素に変化するそうです。

活性酸素は体内に侵入した細菌やウィルスを撃退してくれるので悪いばかりではないのですが、これが増えすぎると健康な細胞まで酸化させてしまう。
つまり身体を“サビさせる”と言われています💦

酸化

腸内細菌の量が戦前の3分の1になったのもこの活性酸素の仕業であって、老化をはじめ、感染症を除くほとんどの症状は活性酸素が引き起こしているとか。
(皮膚の細胞が酸化するからシミができ、血中の細胞膜の脂肪酸が酸化するから動脈硬化など血管系の疾患に。細胞自体が錆びてガン化するなど)
ですから、健康でいるためには活性酸素をいかに減らすかが大切になってきます。

ストレスや不自然な食品、電磁波や放射能まで…知らないうちに体内では活性酸素がいっぱい発生していると言われる中で、どうすれば活性酸素を十分に減らすことができるのでしょう?

生活習慣としては、
♦よく噛む
♦ゆっくり呼吸する
♦身体を冷やさない
♦激しい運動はしない
ことが大事だそうです。
ストレスを減らして自然の中でゆったり生活するのが一番なんだろうなぁと思いますが、そうもいかない場合は食品で補うのがよいとのこと。

活性酸素を減らしてくれる食品としては、植物性抗酸化食品、“ファイトケミカル”と言われるもので次のようなよのがよいそうです。野菜

♦ポリフェノール(色のついた野菜や果物)
♦カロチノイド(緑黄色野菜、海藻類)
♦イオウ化合物(ニンニク・ネギ)
♦テルペン類(ハーブ類、柑橘類)

にんにくやキャベツは免疫を高める野菜のトップでかつ、活性酸素を減らす野菜のトップでもあるとか。
中でも「食前キャベツ」がおすすめということで…

千切りキャベツ
わが家の食卓では、食事の最初にキャベツの千切りを食べるのが定番なっています。スライサーで薄くスライスしたものが食べやすくてみんな大好き💕

もう一つの定番、毒出し野菜スープも考えてみるとファイトケミカルづくしのレシピ。

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こちらもおすすめです😉

そして、もちろん発酵食品も。
味噌や甘酒、漬物、豆乳ヨーグルトなど日々取り入れるといいですね。

ほうっておくと怖い活性酸素。

活性酸素を減らす生活習慣や食事、ちょっと意識してみませんか?

子どもに教わる本物の食

先日土曜日に味噌づくりの会を開催した時のこと、小学生と幼稚園生のご兄弟がお母さんについてきてくれました。
味噌づくりにはあまり興味はなかったようで、その間ご兄弟で静かに読書して待っていてくれて、さてお昼の時間に。

味噌づくりの会料理
食卓に並べたのは玄米ご飯に味噌汁、おなじみの麹づくしのメニューと野菜のお惣菜。お肉やお魚の用意はなくて、地味なものばかりです。

果たして食べてくれるかしらと思っていたら・・・
だいたいのおかずに手を伸ばしてくれて、食べること食べること!
お子さんたちがこんなに野菜を食べる姿を見るのは初めてだそうで、「いったいどうしちゃったの?!」とお母さんは目を白黒させて笑い出してしまうほど。

味噌づくりの会食事風景
大人が食べ終わって片づけ始めても、最後まで二人でいっぱい食べてくれました。

もう一人、お母さんと一緒に来てくれていた小学生の男の子も玄米ご飯をしっかり食べて、目の前のもやしの塩麴和えが気に入ったようで、きれいに平らげてくれて。
食卓にうれしい光景が広がって、子どもたちの様子をずっと眺めていたいほどでした。

“子どもは必要なものを知っている”
大人よりも感覚が優れている子どもたちは、自分の身体に必要なものと分量を知っています
だから、周りの大人たちは、本当は「あれを食べなさい」「これを食べなさい」「もっと食べなさい」などといちいち子どもたちに言う必要はないのですね。
お腹がすいたら食べるでしょうし、自分の身体に必要のない食べ物であったり、体調が悪ければ食べないだけです。
間食が過ぎて肝心のご飯を食べないというのでは困りますが、そうでない場合は子ども自身の身体感覚に任せて概ね問題ないものです。むしろ、“いま自分自身でほしいか、ほしくないか”、都度感じさせて任せる方がせっかくの身体感覚を保つためには大切と思います。

今回は主食が玄米ご飯だったこともあって、その食べ合わせとして野菜中心のおかずが合うということを子どもたちは身体でわかっていたのでしょう。
また、塩麴や甘酒で和えた野菜も、ただ塩をして蒸した野菜も、水分を加えずに重ね煮した野菜も、野菜本来の甘味が引き出されておいしく感じたこともあると思います。
幼稚園生の男の子は蒸したにんじんがよほど気に入ったようで、「にんじんもっと!」と最後まで何度もおかわりしてくれました^^

そして、前提として、味覚がちゃんと育っているお子さんだったからこそ、それをおいしいと感じられたということも。小さいころからお母さんの手料理で育ったことが窺えました。

“シンプルな料理ほどその素材のおいしさがよくわかって、ありがたい食事になる”ものなんだなぁ。
と子どもたちから学びの機会をもらいました。

後日談ですが、お母さんから
あれ以来子供たちが『桑田さんの作った野菜料理が食べたい!』と何度も言ってまして、
本当に美味しかったみたいで、何度もせがまれております(^^)
というご連絡をいただいて、塩麴をお求めに再訪してくださいました。
塩麴のおかげでメニューの幅が広がったと喜んでくださっていて、私もとてもうれしいです!

本物の食とは、本物の食材、本物の調味料(発酵調味料や自然塩)を使って素材本来の味を味わい、そのありがたみを感じていただくもの。
それはきっと子どもたちの心身を健やかに育んでくれるものと思います。
そんな食が各家庭でどんどん広がってくれますように✨

味噌づくりの会味噌

ご参加の皆さま、お子様たち、ありがとうございました!

甘いもの依存とビタミンC不足

5月は不摂生をしてしまった(前回の記事のとおり→「細胞は“消化した”食べ物からできている」)私ですが、実はその後甘いものを欲した時期がありました。
 
いつものように塩をよく補って玄米生活に戻したところ、だいたい落ち着いたのですが、今度は急にお漬物を欲して、お漬物がなくなれば冷蔵庫にあった塩レモンをスプーンですくって食べてしまったり。なんだかおかしな感じでした。
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ゴーヤと大根の麹漬け。麹の甘味と乳酸菌の酸味がほどよいお漬物です。
 
そんな時、目にした記事がこちらです。
“以下引用”
「甘いものが欲しい」という欲求がある時は、体内のビタミンCが不足していることが多いのです。私たちは体内でビタミンCを合成できないため、体の外側から摂り込まなければなりません。人類は長い間樹上生活をしていましたが、その間食べ続けていた果物からビタミンCを摂取できていたため、体内合成の必要がなくなってしまったからです。
太古の時代、私たちは「甘いものが食べたい」と思ったら、すぐに木の上で熟している果物を食べることができました。つまり、「甘いものが食べたい」という欲求は、「果物が食べたい」という欲求に、そして、その先にある「ビタミンCが足りない」という欲求につながっているのです。
【引用元】ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2016/03/post_14141_3.html
ビタミンCは体内で合成できないビタミンであり、また、すぐに排せつされてしまうためコンスタントに補う必要があるとは知っていたのですが、そんなビタミンCの不足が甘いものを欲する一因となっていたとは💦
 
そういえば、柿の葉茶もしばらく怠っていたなぁ。
柿の葉茶は、ビタミンCを多く含むお茶で、西式健康法においても「ビタミンCは意識的に摂る必要がある」として、これを薦めています。
柿の葉茶
ビタミンCは、サプリメントなどで一気に摂ったとしてもすぐに排せつされてしまうため、この柿茶をちびちびと飲むのがおすすめですよ(講座でいつもお出ししています)。
 
さて、私の一時的な甘いもの依存傾向は果物ではなく、お漬物によって解消されたわけですが、これはお漬物にもビタミンCが含まれていたせいと考えられます。
 
これからは甘いものを欲したら基本的な食生活を見直し(玄米+味噌+生野菜)、その上で塩とビタミンCを補うようにしたいと思います。
※主食である玄米と塩もとても大切です!詳しくは以前の記事をご参考に♪→「脱☆白砂糖作戦
 
皆さんも、甘いものを欲したらビタミンC不足のサインかもしれません💡
思い当たれば、フルーツや柿茶、生野菜、お漬物など、ビタミンCを多く含む食材を補ってみてくださいね。
 
さて、これから塩麴レモンを仕込みます。
レモン入りでビタミンCたっぷりの塩麴☆

レモン

最強の塩麴になる予感です。
続きは次の記事にて^^

細胞は“消化した”食べ物からできている

6月になりました。長い長い夏休みが終わって子どもたちは今日から学校へ。みそキッチンもようやく本格始動いたします♪

この間しばらく北米に行っていましたが、旅先では食べるものに悩まされました。

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パスタやパンにチーズやお肉など、少量を喜んでいただく分にはいいと思うのですが、それがメインになってしまうと如実に体が重くなって便秘気味に💦

グルテンの胃腸への負担や深刻な繊維質、ミネラル、ビタミン不足が原因したと思われます。

「食べたものが血となり、それが体細胞を作って体を構成する。」

これは真理であり、食べる内容は大切です。

ただ、同じものを食べたからと言ってみんな同じように健康になるかというとそんな単純なものでもありません。

ポイントは、「食べたものを消化吸収できるかどうか」という各人の消化力とそれに見合った食べ方をすること。消化できて初めてそれが体細胞を作って体を構成してくれるわけです。

消化力に見合った食べ方を。

本能的にそれができてしまうのがより小さい子どもです。

低学年の娘の場合は「お肉はいらない」と言って手を付けない。「もういい」と言って途中で兄にあげる。など、自分に必要なものと量が自然とわかっている様子でした。

それゆえ、旅行先でたとえ食事が変わっても腸の状態をよく保ったようで元気いっぱいでした。

一方で、より年長の息子は成長期で量がほしい年ごろなので、普段はそれほど食べないものを、消化力を超えて食べがちでやや疲れが見えました。

このように消化がうまくいかないと老廃物がたまって腸内細菌のバランスを崩し、血液を汚すことに

血液が汚れると免疫力が下がって、肝臓や腎臓などの解毒、排せつ器官が機能障害を起こして、さらに体に老廃物がたまるという悪循環に陥ります。

結果、体が重くなったなぁと感じたり、病気にかかりやすくなったり。

私も旅行中、歯痛に悩まされましたが、家に帰るとピタッと止んだので、旅行中の食べ物とその食べ方が影響していたようです。

やはり食って大切ですね。

身体にあった食べ物や食べ方があるのだなぁ。日本食って最高!としみじみありがたみを感じているところです。

来週から始まります味噌づくり講座。味噌づくりにかける思いもより熱く、心を込めて取り組みたいと思います。

皆様引き続きよろしくお願いいたします。

(おまけ)

旅行中、トレッキングでつくしを見つけた子どもたち。懸命に集めて、つくしの佃煮を作って!と。笑

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佃煮をたっぷり載せてご飯をたくさん食べました。

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味噌を持って行ったのでチャンスがあれば味噌汁も作って。いつも以上においしく感じました♡

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朝食抜きのすすめ

「朝はぜったいに食べないといけない」

どんなに時間がなくて学校に遅れそうになっても

「なにか一口でも食べていきなさい!」

と母に言われて育った子ども時代。

大人になってもその教えがずっーと身体にしみついて、たとえ食欲がなくても何か食べないと💦という強迫観念にかられていました。

結局あまり食欲がわかなくて時間もないのでその内容もパンやヨーグルトになりがちだったひとり暮らし時代。

振り返れば身体の声に寄り添ってなかったなぁと反省しきりですが、今もまだお母さんの教え(世間の教え)が根強く残っているご家庭があるかもしれません。

 

よく言われる、「朝ごはんを食べないと血糖値が下がってしまう」という話も本当ではありません(絶食時、脳はぶどう糖に代わって脂肪を燃やして生成されるケトン体をエネルギー源として血糖を維持します)。

はっきりと言えるのは、“朝は抜いても問題ない”ということ。

成長期の過ぎた大人にとって、朝食はむしろ害になり得ます。現代人は腸が休む暇がないほど食べ過ぎていて、腸は大渋滞。。腸を空っぽにする時間が必要なのです。

では、夜を抜いたほうがいいのでは?と思われるかもしれないですが、生理的に朝は“排せつに適した時間帯”であるため朝抜きが理に適っています栄養が吸収されにくいので、朝食べたものは消化されないまま腸にたまりやすく、腸の状態を悪くするともいわれています。

朝食抜きをはじめて数年。

私は持病の片頭痛が治り、主人は花粉症がおさまって身体もスリムに。朝食べない方が思考も冴えて一日活動的に過ごせます。

成長期のお子さんについてはまだ抜く必要はありませんが、身体がしっかりしてくる10歳頃からは朝抜きで問題ありません。

わが家の子どもたちは平日の朝は豆乳ヨーグルトだけ。または小さなおむすびやフルーツだけなど。何も食べない日も増えてきました(休日は家族でゆっくりめの朝ごはんを楽しみます)。

子どもたちには、「いま食べたいかどうか身体にきいてみて」と確認して本人に任せることにしていますが、朝抜きでもお昼と夜は適量。おやつもほしがることはあまりないのでちゃんと自分でバランスをとっているようです。

朝食抜きで家族皆健康に☆

いきなり全く食べないのは難しくても、まずは内容を胃腸に負担をかけないものに変えてだんだんと量を減らしていけるといいですね。2週間くらいで心地よく感じられるようになると思います。

人間は飢餓に強い生き物。

恐れず、空腹を楽しむくらいに構えてぜひトライしてみてください♪

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脱☆白砂糖作戦

先日の話(ちょっと恐い白砂糖の話)の続きです。

では、白砂糖を控えるにはどうしたらよいのでしょう??

  • 主食を玄米や雑穀米にする

理想は砂糖を欲しない身体になること

砂糖を欲しない身体になるには、主食を白米から玄米や雑穀米に変えて栄養失調状態から脱すること。これがいちばん無理なく砂糖中毒から脱する方法です。

お砂糖だけではなくて、食べ過ぎや肉食傾向からも脱することができるので、根本的に食生活を見直したい方にはまず主食の見直しがおすすめです。

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以前の記事もご参考に⇒主食について(玄米のちから)主食について(白米の弊害)

  • 塩をしっかりとる

塩が足りない場合にも砂糖を欲してしまいがち。

体液は生理食塩水であり、塩分濃度を一定にして身体の生理機能を保っています。ところが、塩が足りないと身体が訴えたとき、甘いもの好きな人はついつい砂糖をとってしまいがちです。

塩が必要なところに砂糖を補ってしまう、、ここを間違えると身体は狂っていきます。

甘いものほしいなぁと頭で思ったとき、ミネラルたっぷりの自然塩をひとなめすると案外落ち着くものですよ。だまされたと思って一度お試しください^^

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参考記事⇒夏こそお塩!

  • 代替の甘味を使う

そうは言っても、甘く味つけたいお料理やお菓子もありますよね。

そんな時は白砂糖のかわりに甘酒やメイプルシロップ、ハチミツを使うといいと思います。

ご飯づくりには基本的に砂糖は使わず、お菓子やパン作りで砂糖を使う場合にはなるべくミネラル分のある黒砂糖や粗製糖を。ドライフルーツを加えてもより砂糖を控えることができると思います。

参考記事⇒塩麹・甘麹の使い方小豆で甘酒&あんづくり

 

先日のこと、全身の倦怠感と局所的な頭痛に見舞われたのですが、どうしたかなぁと振り返るとその前々日に食べた砂糖菓子が原因と思い当たりました。

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いただきものの冬瓜の砂糖漬け(ミャンマーでは利尿作用があって腎臓によい健康食品とされているよう)と賞味期限の近かったクッキーを同じ日に食べてしまったのです。許容量をオーバーしてしまい、身体に大きなツケが回ってきました💦

食べたものが血となり細胞となる。これは本当ですね。

主人には、砂糖ぐらいで身体がおかしくなるなんて弱すぎると喝を入れられましたが、若い頃よりずいぶんと身体が敏感になってきているよう。数日甘いものは口にしたくなくなって私の体、ごめんね、と謝って少食に徹してデトックスしました。

砂糖+αのせいで身体が相当酸性に傾いていたようで、梅干(アルカリ食品)を食べてもいつもより酸っぱく感じられないくらい。でも、梅干一粒で”あぁ、これで中和されたなぁ”と感じてスッキリよくなりました!梅干のちからはすごいです。

自分の身体の声を聴くこと。甘いものを本当に身体がほしがっているのか、頭で考えずに身体で感じてみること。これが大切かもしれませんね。

みなさんの脱☆白砂糖作戦がうまくいきますように。微力ながらこちらのブログやお話し会でこれからもお伝えしていきたいと思います。