みそキッチンでは、ご家族が健康でいられるための食や食習慣についてお伝えしていますが、どんなに気をつけていても、特に小さいお子さんは病気を避けられないと思います。
小さいうちはまだ免疫が未熟なため、いろいろな病気を経験してそれを乗り越えて強くなっていくもの。
病気にかかったら、免疫を高める機会ととらえて身体が現す症状に寄り添い、自然治癒を促すこと。健康な身体づくりにはこれが大切なのだとつくづく感じています。
日本のように気軽に病院に行けない国だからこそ、子どもたちやご家族を家で看る機会は増えるもの。そんな時、不安で手をこまねくのではなく、家庭でお手当ができると心強いと思います。
これまで講座の中で断片的にお伝えしてきたお手当法を一度整理してお伝えしたいと思っていたところ、ようやくその機会ができました♪
同時にお伝えしたかったのは、いかに「お母さん自身が元気でいられるか」ということ。
こんにゃくシップでご自身を手当てしていただいて、自然療法のぬくもりと力を感じていただきました。
直接内臓(肝臓、腎臓、脾臓)と丹田に働きかけるこんにゃくシップは効果が目に見えるすばらしいお手当法です。
ちょうど最近体調を崩し、身をもってこのこんにゃくシップの力を感じていたのですが、肝臓や腎臓がじりじりと痛むくらい熱いこんにゃくシップを当てること2~3回。それまで鈍重としていた身体は、息を吹き返したようにシャキッと。毒素が抜けて血が全身を駆け巡ってくれているような、そんな感覚でした。
梅醤番茶をご一緒に作って。
本物の梅干と醤油に熱々の三年番茶を挿してしょうが汁を少々。
喉元を通れば、心身ともに癒しを感じる幸せなひととき♡
日本人ってすばらしいなぁとあらためて日本の発酵食品のすばらしさを思いました(梅干も醤油も三年番茶もぜんぶ発酵食品です)。
より殺菌作用の強い梅肉エキスもご試飲いただきました。
どちらも酸性に傾きがちな私たちの体をリセットしてくれる最強のアイテム。
当日の朝、頭痛がしていたという方が、「いつの間にか頭痛が取れて楽になった♪」と話してくださってうれしかったです^^
そして、高熱の時に助かる豆腐シップも。
お手当は「手を当てる」と書くように、手を使って真心を込めて行うもの。子どもの時分、高熱でうなされていたときに近所のおばさんが豆腐シップをあてて「熱と悪いものを吸い取ってくれるからね」と言ってくれて、「これできっとよくなれるんだ」とほっとしたのを覚えています。
最後は西式体操の一部を皆さんで。
会のあとは近所のミャンマー料理屋さんでお昼もご一緒しました。
盛りだくさんで私自身癒され、とっても元気になれた会でした。
人間の身体はたいてい間違えがなくて、自然に任せれば「治そう、治そう」と働きます。
ご自身そしてお子さんやご家族ひとりひとりが持っている自然治癒力を信じて、お手当等の自然療法をどんどん活用していただければと思います。
皆さんとご家族の皆さまの健康を願って、“はじめてのお手当講座”はまた開催します。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。