火傷は冷やさないで!

先週のこと、こちらは特別な満月のお祭りで連休だったので、家族で海に出かけました。

日中は思い切り海で遊び、夜はお店を探し求めてうろうろと。
心地よく疲れて部屋に戻り、お茶を入れてほっと一息と思ったその時、誤ってマグカップを傾けてしまいました💦
熱湯
直前までボコボコと沸いていた熱湯が広範囲にかかって、あっという間に手は真っ赤に。ひどい火傷で焦りましたが、すぐに洗面所に行ってお湯を2~3分かけ続けました。

無傷の右手で触るとなんともないくらいのお湯が、火傷した左手にはものすごく熱く感じてヒリヒリと痛みます(>_<)

夫から「冷やした方がええんちゃう?」という声も聞こえてきましたが、冷やすと治りが遅れるとわかっていたので、身をよじらせながらもなんとかお湯をかけ続けました。

そうして温めた後もまだ痛みはありましたが、赤みはだいぶ引いています。

次に、日焼けのケアにと思って持ち合わせていたラベンダーの精油をオイルに数滴垂らして痛みの残った部分に擦り込みました。
ラベンダー2
実はラベンダーは火傷の救世主!
その鎮静作用で痛みはおさまり、傷跡も残りにくくなります。

さらに、びわの葉エキスも持っていたのでラベンダーと交互に塗り込んで。


びわの葉エキス傷や火傷に万能で、痛みを取って治癒を促してくれるのでいつも持ち歩いています。

そうしたところ、翌日の夕刻にはすっかり赤みも引いてきれいに治ってしまいました。水ぶくれはひとつもできず(^^)v

熱をもっている部分に熱を加えることで、熱は放出され、体は冷やそうと働きます。

たとえ何も持っていなかったとしても
“熱には熱を!”
この原理をもって実践すれば軽度の火傷は早くきれいに治ります。

逆に、外側から冷やすとその時は楽に感じるのですが、結局熱がこもって火傷は真皮まで達して水ぶくれになってしまうということを何度も経験してきました。

“火傷は冷やさないで!”
お湯の他、ギリギリ火傷しない程度の蒸気や熱いものに当てる方法でも大丈夫です。

(※もちろん、火傷の程度がひどかったり範囲が広い等、心配な場合は病院を受診されてくださいね。)

最初は勇気がいるかもしれませんが、一度経験されるとその効果にきっと驚いてしまうと思います。いざというとき、ぜひ実践してみてくださいね。

(第2回「はじめてのお手当講座」を10月20日(金)に開催します。ご興味ある方はaya@misokichi.netまでお問い合わせください。)

雲の隙間から見たえた日の入り@ベンガル湾。雨季開けまでもう一息です
雲の隙間から臨んだ日の入@ベンガル湾。雨季開けまでもう一息です!

 

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