【開催レポ♪】12/15塩麹・甘酒づくりの会

昨日は年内最後の開催となる“塩麹・甘酒づくりの会”でした。

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当初は手探りではじめたこの会も回を重ねること4回。

メニューも少しずつ変遷して、彩りよくバランスのとれた食卓となりました。img_20161216_130710

塩麹・甘酒を使ったメニューには作りおきできる(保存しておける)ものがたくさん。

当日は切って並べるだけというものも多いので、品数を作っても意外とバタバタせずにすみます。

調理が必要なものも予め漬けておくだけで驚くほど簡単に♪

素材のうまみや栄養価もアップしてくれる♪

消化吸収もよくしてくれる♪

ホンモノの発酵調味料ならではのよさ、一度知るときっと手放せなくなってしまうと思います。

会では、麹のこと、発酵調味料のはたらきや調味料の選び方などをお伝えして、ではどうすれば酵素を最大限生かした状態で取り入れられるのか、実際の調理例をご紹介しました。

温度管理が意外と難しい甘酒については数々の失敗から学んだ温度管理のコツや甘みを増す方法をお伝えして。

皆さん熱心に耳を傾けてくださって、私も楽しくて充実感でいっぱいに。今年を締めくくってくれる楽しい会となりました。

メニューの一例をご紹介しますね。

イチゴ甘酒

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こちらでも今が旬のイチゴ。パッションフルーツの甘酒もお出ししましたが、甘酒は酸味のあるフルーツとの相性が最高です。

こんにゃくと豆腐の塩麹漬け

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塩麹に漬け込むだけで豆腐はチーズのように、こんにゃくはさしみこんにゃくのように変身します。

いんげんの甘酒胡麻和え

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地味ながら人気の一品。しっかり甘みがあって食べやすいと好評でした。

甘酒キムチ

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ミャンマーで定番の干しエビの粉末を入れて旨味アップ。より普通のキムチに近づきました。

小豆甘酒ココナツアイス

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定番となりつつあるこのアイス。お店のものより美味しい♡というお声もあっておかわりしていただきました。

塩麹と甘酒をフル活用して皆さんのご家庭の食卓がますます豊かで健康的なものになりますように♪

ご参加の皆様、ありがとうございました。

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【開催レポ♪】12/1玄米を食べよう会(玄米のいろいろな食べ方)

暦はいよいよ12月に。今年も残すところあと一ヶ月となりました。

お一日の昨日、悲願だった“玄米を食べよう会”を開催することができました。

こちらヤンゴンでは玄米が手に入らないため、せっかくご参加くださってもなかなか実践できないだろうと半ばあきらめかけていたのですが、、、皆さんいずれ日本に帰国する方。一時帰国やお隣のバンコクに行かれる機会もあるようなので、“きっと近い将来実践してもらえる!”と思い直して開催することにしました。

会では、「玄米とはなにか?」「白米とどうちがうのか?」「なぜいま玄米が大切なのか?」「玄米を主食にするとどんな効果が現れるのか?」などなど、数年前まで白米食だったわが家の変化をご紹介しながら実際に玄米を調理して召し上がっていただきました。

●玄米ご飯

圧力鍋の内釜炊きでじっくり炊き上げた玄米ご飯。玄米100%でも最初から抵抗なく、美味しく召し上がっていただけます。

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●玄米クリーム

養生食としてオススメの玄米クリームは消化によいので離乳期のお子様でも召し上がれます。

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●酵素玄米ご飯

玄米クリームに次いで消化によい発酵ご飯。デトックス効果が高くて栄養満点のスーパーフードです。

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●炒り玄米

香ばしく炒れば普通の炊飯モードで炊けてしまう炒り玄米。お粥にして養生食や離乳食にするのもオススメです。

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●玄米ホットケーキ

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小さなお子様が3人もいらしたのですが、玄米ホットケーキをパクパクと食べてくれる様はとても微笑ましい光景でした💛

お子様にとっておやつは補食。砂糖や卵、乳製品フリーの玄米ホットケーキは安心してあげられるうれしいおやつです。

実習後のランチでは各種玄米ご飯の他、雑穀料理や重ね煮、蒸し野菜、甘酒ピクルス、ナンプラー麹ナムル、醤油麹漬け卵、三五八漬けなどのいつもの発酵ご飯が食卓に並びました。

どれも地味なものでしたが、玄米を中心としたご飯、喜んでいただけたようで売れ行きがよかったです^^

玄米食を始めるポイントはなんと言っても美味しくしっかりと炊くこと。玄米に抵抗がある方も少なくないので「おいしい」と思えることが大切です。浸水時間、水の交換、炊く直前に塩を加えることなど、美味しく炊くコツをいくつかお伝えしました。

そして、無理なくその方の消化力に応じた食べ方を取り入れること。消化力が心配な方は玄米クリーム➡玄米粥や酵素玄米➡玄米ご飯と胃腸の状態をみながら進めていくとよいでしょう。

本物の食はシンプルであり、豊かなもの♡

玄米は完全栄養。玄米を主食に据えればおかずはよりシンプルなものでよくなります。やっぱり玄米だなぁと、私自身あらためて玄米のちからに気づかされる機会となりました。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。ぜひ玄米を手に入れて玄米食をスタートさせてくださいね。そしてぜひぜひ身体に訪れる変化を体感してください♪

 

子どもの発熱と豆腐湿布(家庭でできるお手当法)


つい先日のこと、息子(10歳)が40℃超えの熱を出しました。
そんな高熱というのに元気があります。きっと1日もあれば下がるだろうと楽観していたのですが、、翌日になっても熱は一向に下がりません。
デング熱、腸チフス、狂犬病など、日本ではあまりなじみのない病気もミャンマーではまだまだかかる可能性があるものです。これほど高熱が続くというのは 続きを読む 子どもの発熱と豆腐湿布(家庭でできるお手当法)

みそ湿布(家庭でできるお手当法)

こんにゃく湿布に続いて紹介したいのが『みそ湿布』
里芋湿布や豆腐湿布(豆腐パスター)、しょうが湿布などの自然療法と比べてあまり知られていないように思いますが、腸を大切にする西式健康法(西式甲田療法)においてはよく取り入れられる手当法です。

さて、そんなみそ湿布とは?
その名のとおり、味噌のシップのことで、ホンモノの味噌を腹部にあてることで“腸が動くのを助けてくれる”というものです。その結果、便通が改善して宿便が排泄され、腹部膨満や、腹水、発熱といった症状が改善されるなど効果はいろいろ。

腸を動かす”などということが本当に味噌をあてるだけでできるのか?とにわかには信じがたいかもしれませんが、みそ湿布をあてると腸だけでなく全身の細胞が柔らかくなるような感覚を覚えます。
お通じがスムーズになるのはもちろん、身体が軽くなります♪

《用意するもの》
 ●味噌 茶碗一杯分くらい(1年以上熟成したもの。必ず「大豆」「麹」「塩」だけでできた本物を)
 ●手ぬぐい
 ●タオル
 ●使い捨てカイロ
 ●腹巻
 
《手順》
 1. 味噌にごく少量の水を加えて弱火で練る。
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 2. 熱々になった味噌を布にのせてのばす(6mm程度)。布を長方形にたたんで上(布を重ねた方)にカイロを貼る。
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 ↑裏面はこんな感じ。
 味噌によく触れるようにこちら側を肌にあてる。
 
3. 味噌がおへそに入り込まないようにおへそに厚紙をのせてから布で包んだ味噌をのせる。
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4. 味噌が外に染みでないようにタオルでくるむ。さらにずれないよう腹巻きで固定する。
(味噌は繰り返し使えるが、2回目以降は都度少量の新しい味噌を加える)
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4時間以上温めるといいので、就寝前にあててそのまま寝てしまうのがベストです。
一例として、以前息子に手当てしたときの様子をご紹介しますね。
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就寝時にみそ湿布をしてあげると、朝までぐっすり。いつもはお腹を出して寝ているのですが、みそ湿布は腹巻きで固定されたままで無事でした。

翌日1日過ごしての感想を聞いてみると、なんだかいつもより身体が楽だったということ。
帰宅後はお通じが2回、そして二晩続けてみそ湿布をあてて寝かせると….翌朝も2回!
便秘とは無縁の子と思っていましたが、これだけどこに溜め込んでいたのか??
本人も相当すっきりしたようでした。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

西式健康法(西式甲田療法)において、「腸の変形は万病のもと」と言われるくらい、腸は健康の要です。
美味しく食べられる味噌を湿布にしてしまうなんてなんだかもったいない気もしますが、それだけの効果があるみそ湿布☆
贅沢ですが、腸の動きがにぶいなと感じたときはぜひ。また違った味噌のパワーを感じてみてくださいね。

こんにゃく湿布(家庭でできるお手当法)

まもなく暦は11月に。秋が深まり、関東では冬のような寒さがやってきたと聞きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

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暑いヤンゴンでもだんだんと日が短くなり、時折秋風を感じることもあって日本の秋に思いを馳せています。
冷えを感じたとき、身体が弱ったなぁと感じたとき、わが家で人気のお手当といえば、『こんにゃく湿布』です❢
こちらでは大変貴重なこんにゃくですが、肌寒さに加えて身体の不調を感じたので思い切ってこんにゃく湿布をすることに。

《用意するもの》
●こんにゃく  2丁
●薄手のタオル 5枚(こんにゃくを包むために2枚×2セット、冷やしたものを1枚)

 《手順》
1.鍋にたっぷりの湯を沸かし、室温に戻したこんにゃくを10分間ゆでる。 

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2.二つ折りにしたタオルに包む。 

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3.もう1枚二つ折りにしたタオルで二重に包む。

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4.こんにゃく湿布を肝臓(右胸の下)、丹田(おへその下)にそれぞれあてて30分程度温め、冷タオルでふき取る。同時に脾臓(左わき腹。ひじのあたり)を10分間冷タオルで冷やす。
※温める時間について、子どもは10分~15分。乳幼児は7分で脾臓は冷やさないこと。 
5. 腎臓(背中腰上の左右)にこんにゃく湿布2枚をあてて30分程度温め、冷タオルでふき取る。 

(使用後のこんにゃくは体の毒素を吸い取るため食用にはなりませんが、水につけて冷蔵庫で保存すれば薄くなるまで繰り返し使えます。)

こんにゃく湿布で温めるのは重要な臓器である肝臓腎臓
肝臓は消化を助ける胆汁の生産や吸収した栄養分の解毒、貯蔵など様々な働きを担うがんばり屋さん。沈黙の臓器といわれるくらいで、多少のダメージを受けても症状が表れません。
腎臓は身体の浄化槽。血中の老廃物の処理を一手に引き受けて血液を浄化してくれています。腎臓も肝臓と同じように自覚症状が表れにくい臓器。だるさや尿の出の悪さなどを感じたら要注意です。
自然療法では肝臓と腎臓を大事とし、この二つの臓器が健全であれば大丈夫とされていますが、こんにゃく湿布はまさにこの肝臓と腎臓を手当てするもの。
加えて脾臓は循環器系に組み込まれた臓器でリンパ球を作る場所があり、免疫に大きく関係していると言われています。
こんにゃく湿布は手軽で効果大☆
肝臓、腎臓、脾臓の手当を続けることで慢性化した症状も改善されるのはもちろん、なにより手当していて気持ちいい(こんにゃくの熱はなかなか冷めないのでじりじりと痛いくらい)のがうれしいところです。
これからの季節、お布団の中で温かいこんにゃく湿布をあててそのまま眠ってしまうのも最高ですよ♪(そんな時は湿布後の冷タオルは省略可です)
昨夜と今朝、こんにゃく湿布をあてたところ、重たかった身体はシャキっと軽快に↑
不調かなと思ったら悪化する前にこんにゃく湿布を。医療機関が少ないミャンマーではきっと助けになってくれると思います。
この気持ちよさと効果を体感していただくため、近々こんにゃく湿布体験会を開いてみたいなと思いますのでどうぞお楽しみに♪

豆乳ヨーグルトの作り方(玄米編)

以前にご紹介した“米のとぎ汁乳酸菌”から作る豆乳ヨーグルト。美味しいのですが、回を重ねると乳酸菌のはたらきが弱まるのか、固まりが悪くなることがありました。 

おいしい豆乳ヨーグルトできました♪(米のとぎ汁乳酸菌編) 

そこで、日本から友人に持ってきてもらった貴重な玄米から元種を起こすことに。

玄米の糠部分には乳酸菌がいっぱい。洗った玄米大さじ1を小ぶりの陶器に入れ、玄米がかぶるくらい豆乳を注いでふたをして(遮光して)常温に置いておくと、、

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待つこと一晩、固まりました。 

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そこにまた豆乳を加えてぐるぐる。

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“みそ玉”でどこでもお味噌汁♪

10月に入りました。まだ暑い日もあると思いますが季節は確実に秋へ🍂
お味噌汁が恋しくなる時期ですね。
こちらヤンゴンもまもなく雨季が終わりを迎えるようで、暑いながらも秋の訪れを感じます。

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赤とんぼが空を舞い、爽やかな秋空を臨める日が増えてきました。

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さて、“みそ玉”とは何かご存知でしょうか?
みそ玉とは、その名のとおり味噌を玉のように丸めたものを言います。つまりは手作りの“インスタント味噌汁の素”。戦国時代には武将の携行食として重宝されたようです。
 【みそ玉の材料】
 ○味噌
 ○だし(かつおの粉、にぼしの粉等。省略可)
 ○具(乾燥したものがよい)

みそ玉づくりはいつもの味噌汁の材料をひとまとめにするだけでOK。水分の多い具材を控えれば、冷蔵庫で1週間程度持つみそ玉が作れます。(表面を焼いて保存性を高める方法もありますが、加熱すると味噌の生きた微生物や香りが少なからず損なわれてしまうので生のままで。)

具材も凝らなくて大丈夫(我が家の男性陣からは具だくさんのいつものお味噌汁よりこのシンプルなみそ玉の味噌汁の方が人気だったりします💦)。それに、手作り味噌を使えばだし要らずでとっても手軽に作れてしまいます☆

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日本にいた頃は、このみそ玉をマグカップに入れて飲むのがお昼の楽しみでした。

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主人もお弁当には汁物がほしいというので、毎日お弁当と一緒にこのみそ玉を持って出かけます(↑タッパーに入れるだけで玉にもしていませんね。笑)

♪味噌玉でいつでもどこでもお味噌汁を♪
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まとめて作れば好きなときに手軽に味噌汁が作れてしまう。
持ち運べるので好きなところで簡単に味噌汁が作れてしまう。
家庭でも、常備しておけば時間差で食事をとるご家族にいいですね。
日本人の健康の強い味方、お味噌汁が皆さんにとってもっともっと手軽で身近なものになりますように。

【開催レポ♪】9/22塩麹・甘酒づくりの会

昨日ははじめての“塩麹・甘酒づくりの会”でした。
お集まりいただいたのは以前に味噌づくりの会に参加された方ばかり。
もう一度参加しようと思ってくださった、そのお気持ちがとてもうれしくて、私自身この日を心待ちにしていました。

塩麹と甘酒、どちらも最も手軽に短期間でできる発酵食品ですが、会の準備を進めるにつれその恵みのすばらしさにあらためて気づかされることに💡

麹を生み出してくれる麹菌は日本独自の菌で日本の宝です。
不自然なものにあふれて不安も多い今の世の中ですが、日本古来の叡智、麹のパワーがあればきっと大丈夫。
そんな確信を持って、味噌だけでなくて麹の発酵食品の輪をどんどん広げていきたいとの思いが湧き上がってくるようでした↑↑

さて、会では甘酒の仕込み方をご紹介して塩麹をご一緒に仕込みました。

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塩麹はあっっ!という間にできるので時間が余るかと思っていたら、気づけば時間をオーバー💦
麹のこと、体内に限りある酵素のこと、何より大切な腸のことなどたくさんお話しをして楽しいひとときでした。

今回のメニューは・・・

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キウイ甘酒からスタート☆

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塩麹卵&塩麹豆腐のカナッペ

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しろ菜の玉ねぎ甘酒ドレッシング

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いんげんの甘酒ごまあえetc.

デザートには小豆甘酒のおぜんざいと2色アイスを。

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ひとつはココナツミルクを、もうひとつには豆乳ヨーグルトをまぜて、砂糖&乳製品不使用のうれしいアイスです。

かわいいお子さまも小さなお口で一生懸命もぐもぐと。ママの分がなくなる勢いでしたから気に入ってもらえたようです。笑

しろ菜サラダ(玉ねぎ甘酒ドレッシング)や塩麹卵&塩麹豆腐のカナッペ、レンコン甘酒きんぴら、甘酒キムチが人気だったでしょうか。

料理は決して得意なわけではなく、手のこんだものはできないのですが、麹のお陰で料理の腕前があがった気分に♪

簡単で美味しくって身体の強い味方の麹料理、お料理が苦手な方にももっと知っていただきいなと思います。

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ご参加いただきました皆様、今回もありがとうございました。

塩麹と甘酒を日々の食卓に取り入れてご家族皆健康に。
麹料理の世界を楽しんでくださいね♪

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10月の講座予定(※①②とも満席となっております)

①味噌づくりの会
【日時】2016年10月6日(木)10:00~12:30
【内容】味噌づくり、お話し会(おむすび&味噌汁の軽食付)
【定員】5名様

②塩麹・甘酒づくりの会
【日時】2016年10月27日(木)10:00~12:30
【内容】塩麹&甘酒づくり、お話し会(麹を使ったごはんの軽食付)
【定員】5名様

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朝食抜きのすすめ

「朝はぜったいに食べないといけない」

どんなに時間がなくて学校に遅れそうになっても

「なにか一口でも食べていきなさい!」

と母に言われて育った子ども時代。

大人になってもその教えがずっーと身体にしみついて、たとえ食欲がなくても何か食べないと💦という強迫観念にかられていました。

結局あまり食欲がわかなくて時間もないのでその内容もパンやヨーグルトになりがちだったひとり暮らし時代。

振り返れば身体の声に寄り添ってなかったなぁと反省しきりですが、今もまだお母さんの教え(世間の教え)が根強く残っているご家庭があるかもしれません。

 

よく言われる、「朝ごはんを食べないと血糖値が下がってしまう」という話も本当ではありません(絶食時、脳はぶどう糖に代わって脂肪を燃やして生成されるケトン体をエネルギー源として血糖を維持します)。

はっきりと言えるのは、“朝は抜いても問題ない”ということ。

成長期の過ぎた大人にとって、朝食はむしろ害になり得ます。現代人は腸が休む暇がないほど食べ過ぎていて、腸は大渋滞。。腸を空っぽにする時間が必要なのです。

では、夜を抜いたほうがいいのでは?と思われるかもしれないですが、生理的に朝は“排せつに適した時間帯”であるため朝抜きが理に適っています栄養が吸収されにくいので、朝食べたものは消化されないまま腸にたまりやすく、腸の状態を悪くするともいわれています。

朝食抜きをはじめて数年。

私は持病の片頭痛が治り、主人は花粉症がおさまって身体もスリムに。朝食べない方が思考も冴えて一日活動的に過ごせます。

成長期のお子さんについてはまだ抜く必要はありませんが、身体がしっかりしてくる10歳頃からは朝抜きで問題ありません。

わが家の子どもたちは平日の朝は豆乳ヨーグルトだけ。または小さなおむすびやフルーツだけなど。何も食べない日も増えてきました(休日は家族でゆっくりめの朝ごはんを楽しみます)。

子どもたちには、「いま食べたいかどうか身体にきいてみて」と確認して本人に任せることにしていますが、朝抜きでもお昼と夜は適量。おやつもほしがることはあまりないのでちゃんと自分でバランスをとっているようです。

朝食抜きで家族皆健康に☆

いきなり全く食べないのは難しくても、まずは内容を胃腸に負担をかけないものに変えてだんだんと量を減らしていけるといいですね。2週間くらいで心地よく感じられるようになると思います。

人間は飢餓に強い生き物。

恐れず、空腹を楽しむくらいに構えてぜひトライしてみてください♪

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