ミャンマーの発酵食品紹介の続きです。(→第一弾はこちらからミャンマーの発酵食品~その1~)
続いて取り入れやすいのがこちら。
タヤチン(マンゴーの漬物)
市場でいつも見かけてずっと気になっていたタヤチン。
野菜と一緒に売られているのですが、聞いてみるとサラダにして食べるとのこと。
味はまるで日本のしば漬けのようで塩気と酸味の強い食材です。
>アレンジ例 もやしとタヤチンのナムル
《材料》
・もやし 1袋
・タヤチン 大2程度
・ピーナツ(お好みで) 大1程度
・ごま油 適量
さっとゆでたもやしにタヤチンとごま油を和えるだけ♪
仕上げに炒ってつぶしたピーナツを加えると香ばしさがアップ。タヤチンの塩分と酸味で十分味がつくので他の調味料はいりません。
>アレンジ例 白きくらげとタヤチンのサラダ
《材料》
・白きくらげ 1個
・きゅうり 1/2本
・タヤチン 大2程度
・タマネギ 大1程度(水にさらしたスライスをお好みで)
・植物油 適量
こちらも水でもどしてさっと湯通しした白きくらげを、千切りきゅうりとタヤチン、油で和えるだけ♪
植物油は亜麻仁油やえごま油など、オメガ3と呼ばれるもの(必須脂肪酸)を使えるといいですね。
ミーチン(発酵タケノコ)
市場では、細く割いたタケノコがたくさん売られています。
普通のタケノコを買ったつもりが、酸っぱくて臭みがあったので、最初はてっきり腐っているのかと思ったのですが・・・よくよく味わうとメンマのよう!
そう、見かけはちょっと違いますが、メンマも発酵タケノコなのでその仲間ですね。
ミーチンは少しクセがあるので油っぽい食材との相性がよい食材です。
>アレンジ例 発酵タケノコの辛味炒め
こちらはスーパーのお惣菜コーナーで買ったものでもうメンマそのもの!
レシピはわかりませんが、ラー油で炒めると似た味が出せそうです。
>アレンジ例 発酵タケノコと豚肉の炒め物
トムカーガイ(タイ風ココナツスープ)に入れてもおいしくいただけました。
ミャンマーの方は、薄切りではなくブロック肉を使って多めの油と辛味で調理するようで、カレーにもよく使われます。
手軽に手に入るタヤチンとミーチンも取り入れて、普段の食卓がもっと楽しく、身体にもうれしいものになりますように。
ミャンマーの発酵食品シリーズ、もう少し続きます^^