梅シロップの作り方☆

青梅の季節ですね。

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梅シロップや梅酒を漬けてみたいけれど手間がかかるかなと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、考えるよりずっと簡単です。今年は仕込んでみてはいかがでしょうか。

さて、週末は九州からもぎたての無農薬の梅を取り寄せて、ご近所の方と梅シロップを作りました。
昔もやったなぁと過去のレジュメを探したら…なんと3年前のことだったようです。
↓(タイトルから熱い思いがあふれています💦)
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今回は私自身も仕込みたかったのでお話し会という形にはしなかったのですが、小学生の娘が半分くらいやってくれて楽々でした。

年長さんの男の子も「いいにおい〜」と梅に興味を持ってくれて竹串で梅のおへそを取って、表面に穴をあけたり。
とても器用で集中してお手伝いしていて感心しました。
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《梅シロップの作り方》
(材料)
青梅 1kg
砂糖 800g(梅の重量の7~10割)
※いろいろな砂糖をブレンドすると美味しくなると言われています。
(下準備)
1.梅を一晩水につける(あく抜き)。
15287067515190 2.広口瓶を洗って乾かし、少量の焼酎または熱湯で消毒する。
※1kgの梅で3Lの容器を使用

(手順)

1.梅の水気を切ってから竹串でおへそを取り除き、実をつついて梅のエキスを出やすくする(金属のフォークはNG)。
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2.砂糖を混ぜ合わせる。
※砂糖をブレンドする場合
3.梅→砂糖→梅の順に重ねていき、最後に砂糖をふりかける。
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仕込み後は…
《毎日》
一度、梅の実がシロップに浸かるように容器を振ってまぜる。
《5日〜1週間後》
ジュースが上がって梅が完全に浸かるくらいになる。
《さらに2週間後》
完全にジュースが出てしぼんだ梅を取り出し、ジュースを冷蔵庫で保存する。
※長期保存する場合は発酵を抑えるため80℃くらいの弱火にかけて15分程度加熱する。

 

以上!

梅シロップづくりはとても簡単です♪

残った青梅で梅味噌と梅ウイスキーも少し仕込みましたよ。
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こちらも仕上がりが楽しみです。
青梅の季節もあと少し。
旬を逃さずにお楽しみくださいね。

みりん粕の使い道(おやつ編)

前回ご紹介したみりん粕の使い道(おかず編)に続いておやつ編です。

みりん粕は酒粕の一種ですが、みりんならではの甘みがあるのでおやつ作りにも向いています。

その糖分は砂糖のように単糖類(ショ糖)ではなくて多糖類

オリゴ糖やブドウ糖など、様々な糖類が含まれているのでやさしい甘みの中に深い味わいが感じられます。

☆みりん粕甘酒

まず、一番簡単にできるのがこちらの甘酒。

  • みりん粕 適量
  • 水    適量
  • 自然塩  少々

みりん粕を鍋に入れ、水で溶いて温めるだけ。自然塩を少し加えるとしっかり甘みを感じられて砂糖いらずです。KIMG1505

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甘酒には2通りあって、いつも仕込むのは麹のちからでお米のデンプン質を糖化したもの(ノンシュガー)ですが、もう一方の酒粕で作る甘酒は酒粕を溶いて砂糖などの甘みを加えて作るもの

でも、みりん粕の酒粕甘酒ならノンシュガーで楽しめます♬

夜にお腹がすいたのでこの甘酒をいただいたら、お腹が温まって大満足。やさしい甘みに力がふわっと抜ける感じでした。

温める程度に加熱したので微量のアルコールが含まれていたせいかもしれませんね。麹の甘酒が日中の甘酒としたら、こちらは夜にあう甘酒と言える気がします。

☆みりん粕チーズケーキ

チーズは一切入っていないチーズケーキ。

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寺田本家さんの酒粕チーズケーキのレシピで作ってみたところ、息子に好評でした💕

☆みりん粕のお焼き

こちらもとっても簡単♪みりん粕をうすくのばしてフライパンで両面焼くだけです。

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素朴な甘みと麹の香りがオツなおやつになりました。

 

みりんのもろみを絞ると取れるみりん粕。

冷蔵で3〜4ヶ月は持つので、いろいろお楽しみください^^

鏡開きのお楽しみ(いろいろなお餅の食べ方)

お正月は思う存分お餅を召し上がったでしょうか?
タイへの旅行中、元日はバンコクにある伊勢丹でお餅つきイベントが。

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子どもたちも参加させてもらって大変ありがたかったのですが、お餅を試食させてもらったところ、余計に食べたくなってしまいました。

それ以来、わが家では空前のお餅ブーム

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せっせとお餅を作っては(ミャンマー産のもち米で美味しくできます♪)、お雑煮にしたり。
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醤油もちにしたり。
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おぜんざいにしたり。
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子どもたちからきな粉もちのリクエストもあったのであわててきな粉も作りました💦
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①洗って水を切った大豆をフライパンで香ばしい香りがしてくるまで(弱~中火で小粒大豆だと5分程度。大粒の場合これ以上)炒ります。
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②ミルでガーっと粉砕して。(いいにおい~♥と言って娘が近づいてきました)

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③ふるいにかけて皮を飛ばしてできあがり。
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こんなにきめの細かい仕上がりに☆
黒砂糖と塩少々を加えたら、とびきり美味しいきな粉ができました。

きな粉は安く手に入りますが、海外ではそうもいかないもの。
また、粉砕した時から酸化が始まってしまうので、家で必要な分だけ作れるといいですね(少量の大豆でたくさんできるので作り過ぎには要注意です)。

松の内も終わって今年もいよいよ始動です。
明日のご経験者向け味噌づくりの会ではおぜんざいをご用意します。
ご参加の方、どうぞお楽しみに^^

小豆で甘酒&あんづくり


来月の”塩麹・甘酒づくりの会”に向けて甘味メニューの試作中です♪

麹があればお砂糖いらず。

ふかしたサツマイモから作った甘酒から芋ようかんができたり。

芋ようかん

今回はやわらかく煮た小豆を使って小豆の甘酒を。

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普通の甘酒づくりと同じ要領で小豆に麹を加えて保温するだけ。お砂糖をたくさん使うのが悩みどころの餡作りも、麹を使えば自然な甘みが楽しめます。

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ミキサーでなめらかにして、水ようかんとココナツミルクを加えたノンシュガーのアイスを作ってみました。

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出来上がりは上々♪

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水ようかんも好評でした💛

麹の働きでできた自然な甘味なら身体にやさしくて安心。

ほんのりとした甘さが心地よく感じて、味覚も正常に保たれるのだと思います。 

 

甘酒を使ったおやつづくり。

麹がデンプン質を糖化して甘くしてくれるので、米ベースの普通の甘酒ばかりでなくて、さつまいも麹、小豆麹、かぼちゃ麹などなど。

デンプン質の多い、とうもろこしやひよこ豆でもできそうですね。

いろいろ試してみたいと思います^^

 

おからでおやつ三昧☆

豆腐づくりでおからがたくさんできたので早速おやつに。

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豆乳づくりのお目当ては実はこのおからであったりもします^^

しかも今回はひよこ豆とピーナツのおからでお菓子作りにはぴったり。

 

早速いろいろ作ってみました♪

どれも小麦粉不使用でグルテンフリー。バターや牛乳など乳製品も不使用です(卵は使用)。

おからはお子さんのおやつ作りの強い味方。

米粉がなかったら、ミルで二度挽きすれば家庭でもできますので極力小麦粉は避けてあげてくださいね。それから白砂糖も。

「小麦粉と白砂糖、乳製品を控えること」

小麦粉や白砂糖、乳製品の害はだんだんと知られるところとなっていますが市販のおやつの多くにはまだまだ使われています。

家庭ならお母さん次第。これらを使わなくたって十分においしいおやつができますのでぜひお試しくださいね。

 

●おからと米粉のクッキー

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おからと米粉半々に黒糖を少量。菜種油など、植物油を加えて形を整えてオーブンで焼きます。

こちらは我が家の定番です。

噛みごたえがあってお子さんにおすすめのクッキー。

玄米粉で作るとよりいいですね。

黒砂糖の塊を刻んで練りこんだらつぶつぶが残っていい感じに焼き上がりました。

 

●バナナと米粉のスコーン

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当に作ったのでレシピをお伝えできませんがこちらは息子が気に入ってよく食べました。

甘いものは得意でないのに、家で作った自然な甘みのおやつは別のようでうれしいものです。

 

●おからとバナナのパウンドケーキ

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パウンドケーキ型がないので鍋で焼きましたが、なかなかの出来。

うまくいったのでレシピをご紹介しますね。

<材料>

バナナ    1.5本(フォークでつぶす)

卵      2個(1個でもできますが、少しひびが入ります)

おから    150g(市販のおからで作る場合は水分が少ないので、豆乳などで調整してください)

黒糖     20g(またはレーズン 30g

ベーキングパウダー 小1.5

シナモン   小1

<手順>

①上から順に材料をすべて混ぜ合わせ、うすく油をしいた型に流し込む。

②あらかじめ180℃に余熱したオーブンで30分焼く。

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気をよくしてもう1つ焼きました。

たい焼きづくりに使ったカスタードの残りを中央にのせて💛

明日ミャンマーの方のお宅にお呼ばれしているのでお持たせにしようと思います。

 

おからドーナツやホットケーキも作りたかったのですが、これだけ作ったところでおからがなくなってしまいました…残念。

おかずもいろいろ作れますのでまた次回おからのできた時に。

 

もう金曜日ですね。

どうぞよい週末をお過ごしください♪