小豆で甘酒&あんづくり


来月の”塩麹・甘酒づくりの会”に向けて甘味メニューの試作中です♪

麹があればお砂糖いらず。

ふかしたサツマイモから作った甘酒から芋ようかんができたり。

芋ようかん

今回はやわらかく煮た小豆を使って小豆の甘酒を。

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普通の甘酒づくりと同じ要領で小豆に麹を加えて保温するだけ。お砂糖をたくさん使うのが悩みどころの餡作りも、麹を使えば自然な甘みが楽しめます。

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ミキサーでなめらかにして、水ようかんとココナツミルクを加えたノンシュガーのアイスを作ってみました。

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出来上がりは上々♪

小豆2

水ようかんも好評でした💛

麹の働きでできた自然な甘味なら身体にやさしくて安心。

ほんのりとした甘さが心地よく感じて、味覚も正常に保たれるのだと思います。 

 

甘酒を使ったおやつづくり。

麹がデンプン質を糖化して甘くしてくれるので、米ベースの普通の甘酒ばかりでなくて、さつまいも麹、小豆麹、かぼちゃ麹などなど。

デンプン質の多い、とうもろこしやひよこ豆でもできそうですね。

いろいろ試してみたいと思います^^

 

夏こそお塩!

残暑お見舞い申し上げます。

まだまだ暑い日が続きますが、暑さが峠を超えた頃、体がだるいなぁと感じることはありませんか?

そんな時は塩不足かもしれません!

ためしに塩*をひとなめして。 おいしく感じたら、身体が塩を欲している証拠です。 

*精製塩ではなくてミネラルたっぷりの海の自然塩を

1日に必要な塩分量は体格にもよりますが、成人女性で10g*が目安です

*厚生労働省の設定する塩分摂取量は女性7.0g/日未満だそうですが…

これに汗で流れ出たものを補う必要があるので、夏だと2〜3割増で。

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10gはこれくらい

なぜ今日本人に病気の人が増えているのか?こんなにも熱中症で倒れる人が多くなっているのか?

塩を悪者扱いして遠ざけてしまったことが影響していると言います。

元来、私たちは塩なくして生きてはいけません。なぜなら体液は生理食塩水(塩分濃度0.85〜0.9%)であって、正常な塩分濃度を保つ必要があるから。 

塩が不足すると細胞に栄養が行き渡らず、全身の生理機能が低下してしまいます。そして、その人の身体の弱いところに症状があらわれる…それが病気です。

熱中症予防には水分補給ばかりが言われますが、実は塩などのミネラル補給が大切です。

汗をかくと水分だけでなくて、ミネラル分が失われるから。それに、水を飲むだけでは体液の濃度が薄まるため、一定程度飲むとそれ以上は飲めなくなってしまいます。

◎ミネラルたっぷりの自然塩で塩むすびを握ったり

◎しょっぱいお味噌汁を飲んだり

◎梅干しをたたいて和え物を一品添えたり

◎塩もみしたお野菜やぬか漬けを添えたり

塩が足りないなぁと感じたら意識的に摂ってみるといいですね。

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私は小袋に塩を入れて持ち歩いていて、疲れたな、汗かいたな、なんだかすっきりしないなぁと感じたらひとなめ。いつもお塩に助けられています♪ 

夏休みもあと少し。お塩が足りているか確認して、ご家族ぜひお元気でお過ごしください。

 

【開催レポ♪】親子で味噌づくり

夏休みまっただ中ですね。昨日はお子さんたちと一緒に味噌づくりを楽しみました。

集まってくださったのは4人のお母さまと6人の元気のいい子どもたち!

とってもにぎやかでお話しはじっくりとはいきませんでしたが、子どもたちにも楽しんでもらえたようです。IMG_20160812_140350はりきって仕込んでいる様子。子どもたちは遊んだり味噌づくりをしたり、自由です^^IMG_20160812_140446お母さんと一緒に大豆つぶし

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仕込み後のお昼はいっぱいのおむすびとひよこ豆のコロッケ、ひよこ豆豆腐に塩麹の和え物などなど(おかずは撮り忘れました💦)。

手の込んだお料理、と褒めていただきましたが、お子さん向けに作ったひよこ豆のコロッケ以外はシンプルなものばかりです。

麹さえあれば料理は楽々♪

麹が素材のうまみを引き出して味に奥行きを与えてくれます。

9月からスタートする新講座「塩麹・甘酒づくりの会」では、ご一緒に塩麹と甘酒を仕込んで塩麹と甘酒を使ったご飯づくりをご紹介しますので、こちらもぜひ☆

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ゆっくりゆっくりの重ね煮


ついつい時間優先で料理してしまう主婦のみなさん!(私も含めて)

少し時間のある時は、心落ち着けてゆっくりゆっくり、重ね煮を作ってみませんか?

陰→陽の順序に材料を重ねて、いちばん上に美味しいお塩をパラパラ(味噌汁の場合は味噌を重ねて)

ふた付きの鍋にもどした干しシイタケを入れます。IMG_20160805_132710

②その上にもどした切り干し大根を重ねます。IMG_20160805_132739

③さらにニンジンを重ねて塩をふり、ふたをしてごく弱火にかけます。IMG_20160805_132756

水はすこーしだけ入れて(上級者は入れずに)ごく弱火にかけてじっくりと火を入れていきます。

だいたい20分くらいでしょうか。ゆっくりゆっくり煮ていくと、途中で甘くてやわらかい香りに変わる瞬間があります。

鍋の様子によーく耳を傾けて…「今!」というときにお醤油を入れて混ぜてもうひと煮。23回に分けてお醤油を加えれば出来上がりです。

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それぞれの野菜の持つ性質が対流し、調和して甘味を引き出してくれる重ね煮。

おかげでお砂糖やみりんを使っていないとは信じられないほど、それは甘くてやさしいお味に仕上がります。

陰陽の順序さえ守ればお野菜は何種類でも重ねて。

一番シンプルな重ね煮をご紹介しますね♪

 【切り干し大根の重ね煮】

  •    重ね塩
  • (陽)にんじん
  •  ↕ 切り干し大根
  • (陰)干しシイタケ←底

【重ね煮の味噌汁】

  •    重ね味噌
  • (陽)にんじん
  •  ↕ 玉ねぎ
  • (陰)干しシイタケ←底

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重ね煮味噌汁

陰陽のエネルギーの対流から生まれた重ね煮はもはや小宇宙の世界。だし要らずで時間はかかっても簡単でエコな調理法です。

ゆっくりゆっくり、作ってみてくださいね。