ようやく本題とも言える主食について。
日本では玄米が主食だったわが家ですが、こちらに来てから玄米が見つからなかったため、しばらく白米をいただいていました。どうやらミャンマーではあまり玄米を食べる習慣がないようなのです。
でも、スーパーで見かけた混合米には「Brown rice(玄米)」の表示が。
日本から赴任されている稲作の専門家の方に伺ってみても、玄米はこれしかないとのことなので、苦肉の策で混合米から普通米の玄米を選別していただくようになりました。
赤米や緑色の米は豆のような味がしてご飯の風味を変えてしまうため選別するわけですが、手作業では限界が💦
結果、なかなか玄米100%とはいかず、2〜3割を白米に混ぜて炊く程度になっていますが、子どもたちが玄米を食べたい一心で手伝ってくれます(笑)
お陰で食生活は安定の方向に。
以下は主食が白米になって実際にわが家に起こったことです。
- 食べても食べても満足できない。
- ボリュームのあるおかずがほしくなる。
- 間食しがちになる。
他にもありますが、これらは白米の弊害にほかなりません。
白米ばかり食べていると微量栄養素(ミネラル、ビタミン類)が不足して実は栄養失調状態に!また、白米はほとんどが糖質であるため急激に血糖値を上げますが、これは血糖の調整機能に負担をかけるだけでなく、中毒性が出てくるといいます(白米中毒)。
だから“もっと、もっと”と身体が要求するようになるのですね。
また、繊維質がとれないので便通も滞りがちになります。
食べ過ぎな上に便通が滞ってしまうと、、
→腸は老廃物を溜め込んで。。ついには伸びて変形したり傷がついてしまったり。
→老廃物は腸内でアンモニア等の有毒ガスを発生させたり。
腸の状態は、全身の健康状態ばかりかメンタルにも影響を及ぼすものですから、白米の腸に与える弊害には見過ごせないものがあります。
毎食とはいかないかもしれませんが、ご家庭での食事では考えたいものですね。
主食の大切さ、とりわけ今、玄米が必要とされる理由については語り尽くせないのでまた続きを書かせてください。