ミャンマーの発酵食品シリーズ第3弾は、日本人の口にもあうお漬物づくり♪
それも私たちになじみの“米のとぎ汁”で作るものです。
早速作り方をご紹介しますね。
《材料》
・米のとぎ汁 2カップ
・もやし 1袋
・塩 大1
《手順》
1.きれいな水で(←ミャンマーでは重要)米を洗う。1度目は捨てて、2度目の濃いとぎ汁を取っておく。
2.洗ったもやしを塩でもんで、1.のとぎ汁に浸す(頭が出ないように)。
3.常温で2~3日置いて発酵が進んだらつけ汁から出してそのままいただく。
2日目にいただいたところ、酸味と塩気がちょうどよくてすでに食べごろに。そのまま3日間置いてもそれほど味に変化はなかったので、夏場は(こちらでは年中^^)2日で十分と思います。
身体が欲している感覚で手が止まらず…一人でぱくぱくと食べてしまいました♡
とぎ汁の中で発酵して乳酸菌たっぷりになったスプラウト(もやしもスプラウト)を生でいただく―生きた酵素もたっぷりと取り入れることができて、理想的な食べ方ですね☆
それからもう一つの作り方は、“重湯”を使ったもの。おかゆを炊くときに出る上澄みのことですね。
こちらでは鍋で多めの水でご飯を炊くときにこの重湯が出るそうで、それを活用したものです。
わざわざおかゆを作るのも・・・という場合は米のとぎ汁をちょっと煮詰めて冷ましてから使ってもいいと思います。
《材料》
・重湯(または火入れした米のとぎ汁) 2カップ
・大根 適量
・塩 大1
《手順》
1.重湯、または火入れした米のとぎ汁を用意する。
2.大根に包丁で切れ込みを入れ、塩をすりこむ。
3.大根を重湯に浸して2~3日常温で発酵させる。
こちらも酸味が効いてしっかりとしたお漬物に。
筋の少ない日本の大根で作るともっとおいしいだろうなぁと思います。
米のとぎ汁を作ったミャンマー式漬けものづくり。米のとぎ汁を無駄なく使えて、簡単に乳酸菌と酵素たっぷりのお漬物ができるなんていいこと尽くめです^^
ぜひお試しください♪